人間関係で仕事を辞めたいと思った時に気持ちを整理する方法

モヤモヤさん

職場の人間関係が上手くいってなくて、、もう辞めたいんだけどこんな理由で辞めても良いものかイマイチ踏ん切りが付かなくて。。

じん

なるほど、確かに転職すべきか、もう少し頑張るべきか迷いますよね。。職歴にも影響ありますし。どうすべきかという私なりの意見をお伝えしますね!


という事で今回は

人間関係で仕事を辞めたいと思った人

向けの内容となります。


職場の人間関係が上手くいってなくて辞めようかどうか迷っているけど、気持ちの整理がついていないという方は是非ご覧になってみてください♪

ポイント別・辞めるべきかどうか?



1、辞めたいと思っている要素

2、辞めることでの影響


によってアドバイスが変わってくるので、それぞれのポイントに分けてお伝えしていきます。


先ずは
1、辞めたいと思っている要素
から2パターン

①上司など社内の特定の人が嫌という場合

大声で上司に話す部下

結論、会社にもよるのであくまで一つの意見としてになりますが、上司や社内の特定の人が嫌で辞めたい、けど他の要素(給料、他の同僚、社風など)は嫌ではない場合、私の意見としては
辞めずに頑張った方が良いと思います。


理由は、

・上司は変わる可能性も高い

・上司やその嫌いな人が退職したり部署異動する可能性もある

・会社規模などにもよるが希望すれば部署異動できる可能性もある

・その人よりも成果出せば何も言ってこなくなる


などです。


せっかくその嫌いな人以外の要素は気に入っているのであれば、その人を理由で辞めるのはやや勿体なく感じます。もちろんパワハラやセクハラなどが本当に酷ければ早々に辞めても良いかと思いますが、上司やその嫌いな人が辞めたり部署異動する可能性もあるので、頑張った方が良いと思います。


例えば、私も会社を立ち上げたのも含めると2回ほど転職をしていますが、その時に私を嫌いだった人(いないといいなw)からすれば「良かった~」となってる訳ですからね。学生時代も「こいつ本当嫌い」と思ってる同級生が途中で転校したりもありましたし、そういう可能性も含め今後を考えてみましょう。



■オススメの行動

冷静に意見を述べてくれる友人に相談する

こういう状況の時は共感してくれる友人に相談しがちになります。精神的に疲れているので「気持ち分かるよ。。」とか「大変だね。。涙」とか共感して欲しくなりますし、感情を吐き出した方が良いとは思うのでそれはそれで全然良いと思いますが、考え方の視点が広く客観的な意見を言ってくれる友人にも相談しましょう。

精神的に追い込まれていくとどんどん視野が狭くなっていき、「辞めたい」という気持ちが先行し辞めても良いという事を感じられる情報や要素を無意識に集めるようになっていったり(いわゆるバイアスというもの)、解決策が思い浮かばなくなったりしますので、視点の広い人の意見を聞き、その上でどうすべきかを改めて考えるのが良いと思います。可能であれば複数の人に相談するのが良いですね。

また、その際のポイントとして、できるだけ話を小さくして話しましょう。こういう状況の時は話を大きくしがちになります。自分はすごい被害者で相手がひどい加害者という感じで話を誇張しがちになるので、それを頭に入れた上で話をしましょう。


②全体的に人間関係が嫌な場合(社風が合わない)

楽しく話す同僚2人を寂しそうに眺める男性社員

これは、辞めた方が良いと思います。


先ほど①で挙げたように上司や特的の嫌いな人はその人が辞めるなり、自分が部署異動したりなどで解決する可能性ありますが、会社の社風は中々変わらないので、例えばみんな仲良くて良く飲みに行ったりとかするけどそういう人間関係の距離が近すぎる社風が苦手。。とか、常に会社の愚痴を言いまくっててそういう空気が嫌いだけど人間関係を保つために話を合わせないといけなくて辛い。。とかであればそれは中々変わらないので、転職をした方が良いですね。半沢直樹くらいの根性を発揮し続ける自信があれば頑張っても良いと思いますがw



■オススメの行動

社風の合う会社を探しましょう。

そうは言っても中々実際の社風を見抜くのはネットや入社面接などの場では難しいと思います。可能であれば会社の納会に参加させてもらうなど、一人でも多くその会社の人と合うのが良いですね。



続いて、
2、辞めることでの影響
で2パターン

①転職回数

1、2、3と数字が書かれたダイス


まだ勤続年数が3年未満などの場合、短いスパンでの転職歴が増えると今後転職しづらくなるのではないか?という懸念事項も腰を重くする理由の一つかと思います。


私は元々人事で面接もしていたのでその経験からの見解をお伝えすると、もちろん気にはなりますが理由によるので、気にしすぎる必要な無いです。もちろん転職したいと思っている会社の規模や先方の意向にもよりますが。


個人的な意見ですが

・転職歴など履歴書に書いてある内容

・最近良くある性格分析ツールなどでの診断結果


などよりも、話してみての印象の方が勝ちますね


面接などの機会を通して話してみて、誠実そうだなとか、一緒に働きたいな!と思ったら、

転職歴が多かろうと

「その会社が酷かったのだろうな」


性格分析ツールで気になる箇所があったとしても

「まだ若いからドンドン精神的に成長していくだろう」

となります笑

心理学的に言えば思いっきり確証バイアス(こうだ!という先入観を持つとそれを裏付ける情報や根拠を集めるようになったり、都合よく考えてしまう脳の偏り)になってますがw



■オススメの行動

能力や人格を磨いていけば、転職回数は別に気にする必要はないので、日々自分を成長させていきましょう。何か記事を書いていくうちに面接官みたいな目線になっていてすいません。。



②自分の成長

人類が成長している様子

人間関係の不和やトラブルは自分が成長できるチャンスでもあるので、もう少し頑張った方が良いと言いたくなる私もいれば、早く辞めてしまった方が人生の幸福度が上がったり、気持ちの良い環境に早く移れて成果も出たりする可能性もあるので早く辞めても良いかもと思う私もいて五分五分です。


ただ、人間関係って死ぬまで続き、誰とも関わらずに生きていける人はいません。


何か相手を嫌だなと思った時に、それを乗り越え相互理解を作るという事を諦めるのが早い人が多いように感じていて、その諦めは癖になり自分のパートナーや子どもとの関係にも影響があると思っています。「いやいや自分の家族とかになれば乗り越えるよ」と思う方も多いと思いますが、残念ながらそんな事はありません。もちろん嫌いな上司とかと向き合うよりは頑張りはするでしょうが、かなりの確率で諦めますよ。逆に常に乗り越えようと、相互理解しようとしてる人は家族関係がそうなっても同様に乗り越えようと努力します。

結果として理解しあえるかどうかが大事なのではなく、その姿勢を自分が持っているかが大事です。


ですので、自分ができる最善を尽くしたのか?

に対してYESと言えるのであれば辞めて良いと思いますし、NOであればもう一度できることはないか考えてみましょう。


■オススメの行動

下記の質問を自分に投げかけてみて、その上で再度辞めるかどうか考えてみると良いですね。

・なぜ辞めたいのか?

・その相手のどんな言動や行動が嫌なのか?

・なぜ自分はそれを嫌だと感じるのか?(ここ3〜5回くらい繰り返し掘り下げると良いです)

・ここで辞めることは逃げることになるか?

・自分ができるアクションは最大限したか?



目的を確認しよう

山の頂上を見る男性

あなたが会社(仕事)に何を求めているか?という

目的

を確認しましょう。

・給与良し

・人間関係良し

・上司が尊敬できる

・会社の将来性がある

・やりがいのある仕事ができる


という環境があれば最高ですが、そんな環境は中々ありません。


なので、自分の大切にしている価値は何なのか?を自分に問いかけ、その上で会社(仕事)に何を求めるか?を考えましょう。自分の大切にしている価値は何か?という内容は過去の記事に書いてますのでこちらもご覧になってみてください。
自分の大切にしている価値をしろう(関連記事)



例えば自分が大切にしている価値が

・楽しさ

であれば、特に収入やステータスを求める事もなく(もちろんある程度は求めるでしょうが)、自分が楽しいと思える職場に行くのが良いでしょう。その前に自分がどんな時に楽しいと感じるのか?も良く分析した方がいいですが。


稼ぐことや成功することなど達成への価値が強かったりして、将来社長になりたいなどの願望があれば人間関係が多少嫌だろうと、稼げて成長できる環境であれば絶対に頑張った方が良いと思いますし、この様に自分が会社に何を求めるかによっても辞めるべきかどうかという判断基準が変わってくるので


自分が大切にしている価値は何か?


その上で、

会社(仕事)には何を求めるか?

を考えてみましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか?


少し厳しい意見も書きましたが、短期的な幸福ではなく、長期的に幸福な人生を歩んでいって欲しいと思い私なりの意見を書かせて頂きました。


ただ、記事を見られてる方の中には人間関係であまりにも心を痛めてしまっている方もいるかと思いますが、そうした時には無理せず辞めた方が良いと思います。周りの目やお金の面など気になることも多いかもしれませんが自分の心の健康の方が大事です。


大丈夫です。


甲子園に出たいなどの特的のジャンルや期限付きの目標であればやり直しできない事もありますが、「幸せに生きる」という目的であれば人生何度でもやり直せます。


今回の記事が少しでもお役に立っていれば幸いです、記事を読んで頂きありがとうございました。

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