コンフォートゾーンを抜け出す5つの方法|攻略法を知り負のループから抜け出そう。

コンフォートゾーンに関する説明を黒板に書いた図

コンフォートゾーンって何??

自分を変えたいのに、コンフォートゾーンから全然抜け出せないよ。。


本記事ではそんなお悩みをお持ちの方に向けて、下記をご紹介します。
・コンフォートゾーンとは?
・コンフォートゾーンを抜け出す5つの方法

じん

私は元々12歳まで不登校で、学校に行っても誰とも話せない子供でした。毎日のように変わりたいと思い「今日こそ学校へ行ったら挨拶しよう」と決意する訳ですが、結局言えないまま卒業しました。いわばコンフォートゾーンから抜け出せない日々を過ごし続けたプロです(笑)。そんな私の経験を活かしお伝えしていきます♪

コンフォートゾーンとは?


コンフォートゾーンとは 
居心地の良い領域
の事です。

表現を変えると
・安心・安全な空間
・予測可能な領域

とも言えます。

具体的な例

・毎日通っている駅までの道
・3年間通っている学校
・気心知れた仲間がいる職場
・慣れ親しんだ勉強方法
・自分の部屋
・今の自分の考え方や信念   など。

じん

自分が安心できる環境というのは大事ですが、成長したい!自分を変えたい!と思った時にはこのコンフォートゾーンが足を引っ張りもするんですよね。。


コンフォートゾーンがもたらす弊害

なぜ心理学の世界や、世の中にある様々なセミナーなどでこのコンフォートゾーンという言葉を聞くのかというと、2つの大きな弊害があるからです。

弊害①自己成長できない

人にはホメオスタシス(恒常性)という機能があり、簡単に言えば元の自分に戻ろうとする機能の事です。人類の一番の目的は【生存すること】なので、安全である空間や領域を把握し、そこから出ることを脳は【危険】と判断します。要は変化を拒むのです。

生存本能なので大事ですが、もっと成長したい!あんな自分になりたい!と変化したいと思った時には厄介になります。よく2、3日など短期間のセミナーを受講した人が一時的に変化しても、1週間もすれば元に戻っているのはこのホメオスタシスが理由です。

あなたが今の自分を気に入ってるか不満かは別として、生存はしてこれてるので脳からすると今のあなたの思考パターンが【予測可能であり安全な領域】なので、一時的には変化しても元に戻ろとうします。

弊害②目標が達成できない

自己成長の先に目標達成があるので①とほぼ同じですが、コンフォートゾーンに居続けてはあなたの夢や目標は中々手に入りません。

「今の生活を続けられればそれで幸せ♪」という方であれば全く問題ないですが、望むことがある、手に入れたいものがある、夢がある、という方はコンフォートゾーンを抜け出すことが必要不可欠です。

じん

コンフォートゾーンを予め理解しておく事で、どのように抜け出せば良いか対策を練ることができるのでコンフォートゾーンを詳しく理解しましょう!


コンフォートゾーンの全体像

コンフォートゾーンの全体像をお伝えします。

2つよく使われる定義があり、他のサイトや本などではどちらか一つの説明がされますが、2つそれぞれの良さがあるので両方を紹介します。

全体像の1つ目

コンフォートゾーンの図1つ目


先ずコンフォートゾーンがあり、その先にラーニングゾーンという領域がありここが学習及び成長をしていくゾーンになるため、成長したいのであればラーニングゾーンへ行く必要があります。しかし、余りにも一気に自分を変えようとし過ぎるとパニックゾーンになりストレスが強く、精神的負荷がかかり過ぎて危険になります。

各ゾーンの具体的な例

今、営業で月10件の成約が平均の営業マン
①コンフォートゾーン
→月10件の成約
②ラーニングゾーン
→月11〜15件の成約
③パニックゾーン
→月30件の成約

少し極端ですがこのようなイメージです。ラーニングゾーンはストレスが程よくですが、パニックゾーンはストレスが高く精神的負荷が重過ぎるので、丁度良い目標設定が大事になります。

全体像の2つ目

コンフォートゾーンの図2つ目

こちらはコンフォートゾーンを抜けると次に恐怖ゾーンがあります。要は今までの自分とは違う行動や思考を取ることにより【予測が不可能】になるので不安や恐れが溢れ、元に戻ろうとします。しかし、その段階を抜けると学習ゾーンになり変化になれて試行錯誤するようになり、徐々に新しい行動や思考パターンの感覚を掴みかけている段階です。そして次に成長ゾーンになり、ここまで来るともう不安や恐れはなく完全に成長した自分であり、この領域が新たなコンフォートゾーンになります。

そして、また次に成長しようとすると恐怖ゾーンが来てというようになる。つまりコンフォートゾーンはこのサイクルを繰り返すという事になります。

各ゾーンの具体的な例

営業で月10件が平均の営業マンが、次の目標として月15件を目指している
①恐怖ゾーン
→出来そうにないと不安になり、この目標と向き合いたくない状態
②学習ゾーン
→新しい営業手法を試し、失敗と成功を繰り返し感覚を掴みかけている。不安もありながら月15件いけるかもという自信も湧いてきている。
③成長ゾーン
→新しい営業手法を身につけて、月15件の契約を取れることが当たり前になってきた。コンフォートゾーンが完全に変化。

じん

このようにコンフォートゾーンには2つの全体像がありますが、個人的にオススメなのは1つ目の全体像は【目標設定】をする際に活用しましょう。挑戦しようとしてることがパニックゾーンになってはいないか?ラーニングゾーンになっているかを意識して目標設定を行うことに活用し、2つ目の全体像は【目標の達成】に活用しましょう。コンフォートゾーンを抜け出すには3つの段階を踏むのだと理解できれば、例えば不安や恐れがある時に「今は恐怖ゾーンにいるだけだから、学習ゾーンまで頑張ろう!」とするなど自分で背中を押せます。


コンフォートゾーンを抜け出す5つの方法

出口と書かれた写真

続いて、コンフォートゾーンを抜け出す方法をお伝えしていきます。

1、乗り越えた未来を鮮明に想像する

先ほどの全体像で示したように、最初にくる恐怖ゾーンで諦めるか乗り越えるかの勝負です。ここで不安や恐れに負けてしまい「やっぱ無理だ」となってしまう方が多いですが、恐怖ゾーンを乗り越えた先のワクワクする未来を想像することが大切です。

つまり、変化してる最中の恐れや不安よりも、変化した後の未来に対する期待が勝てば乗り越える活力が湧いてくるということです。その未来に辿りつく事が楽しみで仕方なくなるほど明確に想像し、紙に書いたり写真を貼ったりして常にイメージするようにしましょう。

2、小さな目標設定にする

恐怖ゾーンでくる恐れや不安が余りにも大きいと当然元に戻りやすいですが、恐れや不安が小さければ乗り越えやすいです。

1つ目の全体像でいう目標設定や環境がパニックゾーンになっていたら恐怖ゾーンが大きくなるのでかなりキツイので、小さく目標設定をし早く恐怖ゾーンを抜け学習ゾーン成長ゾーンへと行き、そしたらまた次の目標を設定してというようにコンフォートゾーンのサイクルを早くするようにしましょう。

3、人にサポートしてもらう

一流のスポーツ選手でもコーチを付けるのは、自分では自分を客観的に見れないという事もありますが、シンプルに自分一人より誰かに応援してもらった方が力が出るからです。例えば自分一人でジョギングしていたら限界と感じたところで走るのを止めるでしょうが、横に応援してくれる人がいて「あと1キロ頑張ってみようよ!」と言われたら力は出ますよね。
それと同じで、恐怖ゾーンで負けそうになった時に誰かに「もう少し頑張りましょう!」と勇気づけてもらう事は非常に大きな力となります。

じん

身近な人にサポートをしてもらう、お金を払いコーチを付ける、誰かと一緒にお互いサポートしあう、なども有効に活用しましょう♪

4、コンフォートゾーンを3ヶ月に1度は学び直す

今回この記事で学んだような内容が頭に入っていれば、恐怖ゾーンに負けそうになったら「学習ゾーンまで頑張ろう!」としたり、「ちょっと目標設定高過ぎてパニックゾーンにいるかも。。」など自分で改善をしていけますが、人は忘れる生き物です。

なので3ヶ月後の手帳に「コンフォートゾーンの記事を読む」とか書いておき、忘れかけた頃にもう一度目を通すことをオススメします。

5、逃げ道をなくす

例えば英語を話したい場合は海外に住むのが一番早いですよね。それは英語を話さざるを得ない状況になるからです。どれほど恐怖ゾーンで恐怖を感じようと乗り越えるしか選択肢がないので頑張って乗り越えるわけですが、日本だと話さなくても何とかなるので恐怖ゾーンが来た時に乗り越えずに元に戻るという誘惑に負ける可能性があります。

このように、人は逃げ道を探しやすいので、その逃げ道をなくしておく事により恐怖ゾーンを乗り越えられるようになります。

逃げ道をなくす例

・人見知りを克服したいならシェアハウスに住む
・営業スキルを磨きたければ成果出さなければ報酬0の歩合制の仕事をする
・痩せたければ高額なお金を払ってマンツーマンのジムに申し込む
・貯金したければ給料日に自動引き落としで積立に回すようにする
など、逃げ道を最大限減らす方法を取ることが効果的です。

じん

しかし、パニックゾーンになり過ぎて精神的にまいってしまっては元も子もないので、不安な場合は③のように誰かサポートしてくれる人、相談できる人がいる状態にしてから逃げ道を無くしましょう。

まとめ

という事で今回はコンフォートゾーンについて書いてきました。

おさらいをすると

コンフォートゾーンとは?

居心地の良い領域
(安心安全な空間・予測可能な領域)

コンフォートゾーンの弊害

①自己成長できない
②目標が達成できない

コンフォートゾーンを抜け出す方法

1、乗り越えた未来を鮮明に想像する
2、小さな目標設定にする
3、人にサポートしてもらう
4、コンフォートゾーンを3ヶ月に1度は学び直す
5、逃げ道をなくす

という内容でした。

コンフォートゾーンは、自分が無意識で行っている行動や思考ほど抜け出しづらいです。「自分を変えたいのに中々変われない。。」と悩んでる方は、下記の当社主催の自分軸セミナーへ是非ご参加ください。

記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。

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