エニアグラムタイプ7の特徴【体験談あり】

「エニアグラムの診断をしたらタイプ7の点数が高かったので、特徴を詳しく知りたい。」


「身近な人にエニアグラムタイプ7の人がいるので、特徴を理解して関係性を良くしていきたい。」


という方に向けて
エニアグラムタイプ7の特徴
をお伝えします。



私は元々ベンチャー企業の役員を6年ほどしていまして、そこで採用や社員教育などにエニアグラムを活用していたため、お陰様でエニアグラムをかなり詳しくなりました。その中でエニアグラムタイプ7の人も沢山見てきましたので、その経験からタイプ7の方の特徴をお伝えいたします。

エニアグラムタイプ7の特徴

エニアグラムタイプ7の人は

熱中する人

と言われています。



全9タイプの中で1番フレンドリーなタイプです。
外交的で誰とでも仲良くなれる人が多く、周りに人が集まりやすいので、学生時代にクラスの人気者だった人はタイプ7である可能性が高いです。


活動的で好奇心もあり、自分が楽しいと思うことに熱中します。【自由】が好きなので、束縛されることが全タイプの中で1、2を争うほど嫌いです。「人生何とかなる♪」「まぁ大丈夫でしょう♪」という感覚も強いです。


とにかく【明るい】タイプですね♪

エニアグラムタイプ7に多い職業


・企画系
・イベント系
・営業職や接客業
・クリエイター
・経営者
・お笑い芸人


アイディアを出すのが得意なので創造力を使う仕事や、持ち前の明るさを活かして営業や接客業も向いています。人を惹きつける魅力があるので裏方ではなく表に立つ仕事の方が良く、常に新しいことにチャレンジしたり創造できるので経営者にもタイプ7は多いです。


また、楽しいことを常に考えているため想像力も豊かで、頭の回転も早い人が多いので瞬時に面白いボケやツッコミをするお笑い芸人にも非常に向いています。

タイプ7のアニメキャラや有名人

あくまで個人的な意見ですが

■有名人
・新庄剛志(元プロ野球選手)
・明石家さんま(お笑い芸人)
・堀内健(お笑い芸人)
・丸山桂里奈(元女子サッカー日本代表)
・野性爆弾ロッシー(お笑い芸人)
・サンシャイン池崎(お笑い芸人)
・桑田佳祐(歌手)
・長嶋茂雄(元プロ野球選手)




■アニメキャラ
・ワンピースのルフィ
・ルパン三世のルパン
・ドラゴンボールの孫悟空
・キングダムの信
・約束のネバーランドのエマ
・磯部磯兵衛物語の磯兵衛




有名人は思い浮かべるといつも笑顔な人ばかりですよね。根っから明るくているだけで周りを笑顔にしてくれるような人が多いです。

アニメキャラも主人公が多く、明るくて前向きで目標に向かって熱中するというのはアニメの主人公にピッタリですが、熱中しきらないと飽きやすくもあり、精神のレベルが高くない時に挫折すると現実逃避したりもするので磯部磯兵衛物語の磯兵衛とかもタイプ7のイメージにはピッタリです。


エニアグラムタイプ7の輝きと囚われ

それぞれのタイプには【輝き】と【囚われ】があり、輝きは言葉の通りなのでイメージしやすいでしょうが、囚われというのは自分の中にある根深い感情のパターンです。


タイプ7の輝きは【喜び】です。


輝きはそのタイプの本質や基本的な性格を表すものなので特徴に記載した通りですが、少し補足すると【楽しさ】と【喜び】は違います。
例えば何か大きな壁にぶつかった時に、「辛いな」と思って逃げて遊んだりしたら楽しいなと感じると思いますが、逃げてるだけなので後でその代償があります。それに対し壁を乗り越えた時には喜びがあり、その幸福感は長期化します。つまり楽しさは後悔を生む可能性がありますが、喜びは後悔がない。達成感を含んだ楽しさというと分かりやすいかもしれません。


お酒やギャンブルや恋など楽しさだけに夢中になると自分も周囲も破滅に向かう可能性があるので、喜びの方を目指すことによってより輝くという意味があります。



続いてタイプ7の囚われは
貪欲
です。

明るくて外交的で、活動的である原動力となっているのは心の根っこにある
・空虚感
・不安
・不満

だったりします。

楽しいことが好きでいつも楽しそうにしているので満たされているように見えますが、深層心理には「自分は満たされないのでは?」という空虚さがあり、その空虚さや不安を埋めようと様々な体験をして自分を満たしていくのです。この囚われがあると楽しいと感じてもしばらくすると満たされなくなり、また次の刺激を求めるというサイクルが続いてしまいます。


脳科学の観点でいうとドーパミンにより感じる幸福感が強いタイプなのだと思います。ドーパミンは快楽や意欲に強く関係する神経伝達物質ですが、同じ量だと満足できなくなるという性質を持つので、例えば最初はギャンブルで1000円賭けるくらいで満足していたのですが、それだと満足できなくなり次は5000円となり、1万円となっていくようなイメージです。


幸せを感じる機会は多くても、その幸せが長続きし辛いという事ですね。


【体験談】私の経験から見るエニアグラムタイプ7の人

私の経験から2人ほど例を挙げます。



1人目・Yくん
私が不動産会社でマネージャーをしていた時の部下なのですが、とにかく明るくてフレンドリーなのでみんなの人気者で、お客さんともビックリするくらい仲良くなるという魅力に溢れる男性でした。こうしたタイプ7の良い面も沢山ありつつ、仕事が業務過多になり過ぎたり、大きなトラブルを抱えたりすると「音信不通」になることもあり、そのフォローで大忙しになる事が数回ありました笑


タイプ7にはこうして現実逃避したり、問題にフタをするという傾向もあるので正にタイプ7という感じでしたが、少しずつ成長していき問題と向き合う力が高くなったので、最終的には非常に頼もしい存在になりました。



2人目・Kさん
昔いた会社の上司で、楽しいことが大好きで遊びまくっている人でしたが、仕事の分野が熱中できる対象だったので成果は凄い出していました。問題と向き合う力も高いので精神レベルはかなり高かったと思います。
何か遊びのレベルとかが徐々にアップしていっていた印象なので、ドーパミン全開!って感じの人でしたね笑

個人的に感じたタイプ7の全体的な傾向
・ギャンブルが好き、特に麻雀のように頭を使うギャンブル
・浮気性w
・遊びの誘いは基本断らない
・束縛など行動を制限されると精神状態が崩壊する
・落ち込むと意外と回復まで時間かかる
という印象です。ただ、後ほど記載しますがステート(精神レベル)やウイングというものにもよるので、あくまで大まかな傾向です。


エニアグラムの3つのグループ

エニアグラムには全9タイプを大きく3つのグループに分けて


①本能タイプ・・タイプ8・9・1

②フィーリングタイプ・・タイプ2・3・4

③思考タイプ・・タイプ5・6・7


となります。タイプ7の人は思考タイプで、このタイプはエネルギーが頭に集中しているので常に多くを考えています。


時間感覚が未来にあり、未来起きそうなリスクを予測し今どうすれば良いかを考えます。タイプ5は自分の頭を一番信頼して判断し、タイプ6は信頼できる人の考えや大多数の人の意見などを頼りにする傾向があり、タイプ7は興味があることや楽しそうなことに意識が向かいます。思考タイプの中で一番行動力があるのはタイプ7ですね。


それに対し本能タイプやフィーリングタイプは直感や感覚などを大切にし、思考タイプもそれらはありますが【安定】がより大切な感情です。ただ、タイプ7は安定を求める感情は5と6に比べると低いです。


更に細かく分類すると他にも分け方があり、一つだけ記載しておきます。


【問題が生じた時の態度】で分類するグループ

合理的・・1・3・5

楽観的・・2・7・9

反応的・・4・6・8


タイプ7は楽観的タイプです。問題が起きた時に「大丈夫でしょう!」「なんとかなる!」と考える傾向にあります。


問題が起きた時は全体の雰囲気的に暗くなりがちですが、楽観的タイプがいると明るい雰囲気にしてくれるので非常に有難い存在です。ただ、「大丈夫でしょう」と考え過ぎて問題が後々大きくなるというケースもあるので、他のタイプの声にしっかりと耳を傾けましょう。


タイプ7のウイング

エニアグラムには【7ウイング6】や【7ウイング8】のように隣にあるどちらかのタイプをウイングといってサブタイプとして持ちます。純粋なタイプ7ということは無いので、必ず隣のどちらかの番号を持ちます。


つまりタイプ7でも、6と8どちらのサブタイプを持つかによって性質に違いが出ます。


タイプ7のウイングとその特徴をお伝えします。



■7ウイング6・・エンターテイナー
明るくて社交的で、好奇心があり創造的で前向きです。頭の回転が早く、協調性もあるので組織を形成するのも向いています。


ただ、興味の対象などが分散しがちで、物事を最後までやり遂げないまま終わるというケースも多いのと、神経質な面もあります。


■7ウイング8・・現実主義者
6をサブタイプに持つタイプ7の人よりも物質主義的で、社会的成功を求める傾向にあり欲しいものは何としてでも手に入れる傾向にあります。
個人的な意見含みますがこの7ウイング8の人はタイプ3(詳しくは過去記事)に似ています。


タイプ7のステート

エニアグラムの各タイプにはステートと言われるものがあり、これは心の成長段階を9段階で示したもので、1に近づくほど健全性が高く、9に近づくほど不健全になるというものです。
※エニアグラムのタイプも1~9で、ステートも1~9まであるので番号がタイプの事なのかステートの事なのか混在しないようご注意ください。


1~9まで一つずつ書いていくとかなり長くなってしまうため
1~3・・健全
4~6・・通常
7~9・・不健全
という大まかなくくりでお伝えします。



■健全(ステート1~3)
ステートが高くなると、一時的な快楽に溺れる楽しさではなく、長期的な喜びを作っていくために壁を乗り越える力が高いです。喜びを作る為には自分だけでなく家族や仲間や顧客など、関わる人を幸せにすることも大事だと気づき、周囲の人に貢献します。
あと、楽しい事をしても満ち足りなくなることが無くなり、今ある現実への喜びと感謝の気持ちが増します。



■通常(4~6)
ステートが通常レベルの人は、タイプ7の良い面は当然ありつつも、注意力が散漫だったり、飽き性だったりします。あとはステートが下がるに連れて楽しさが「みんなで楽しもう」というより「自分が楽しければ良い」という状態になります。



■不健全(7~9)
不健全なタイプ7は、7〜9の段階によっても大きく違いますが、無責任で現実逃避をする傾向が高く、9に近くにつれて躁鬱状態になっていきます。


エニアグラムタイプ7の成長の方向

各タイプには成長するためのポイントがありますので、タイプ7の成長ポイントをお伝えします。


タイプ7の成長ポイントは


タイプ5を目指すこと
です。様々な要素がありますが簡潔にいえばタイプ5は落ち着いています。


タイプ7は頭の回転は早いのですが、衝動的な判断をすることが多いので過ちをおかす可能性もあり、タイプ5は同じ思考タイプですがじっくり腰を据えて考えるタイプなので、より良い判断がしていけるようになります。



脳が何かを判断や決定する際には2つのシステムが働くと言われていて
1つはXシステムといい、早く判断できるのですがその代わり衝動的な決定になりやすい。
2つ目はCシステムといって、判断スピードは遅いのですがその分より慎重な決定をしやすい。
どちらかだけが働くのではなく、誰でもこの2つのシステム両方で判断をしますが、使う脳の箇所が違うので人によってXシステムとCシステムのどちらが強いのかは違います。個人的な見解だとタイプ7はXシステムの方が強く、タイプ5はCシステムが強いので、タイプ7の人はCシステムを意識する事で快楽に逃れる判断ではなくより最善な判断がしていけるようになります。



Cシステムを上手く使うためにできる事を記載しておきます。

①睡眠を十分に取る
②お酒をなるべく控える
③携帯やPCを見る時間を減らす
④お風呂に入る
⑤自然に触れる
⑥瞑想をする
⑦大事な事はすぐ決断しない
⑧他の人の意見を聞く
タイプ7は刺激を求め交感神経が優位になりやすいので、そうなると常に興奮状態になり落ち着いた判断がしづらいので、副交感神経を優位にする為の行動を多く記載しました。



あと、経験上タイプ7の人は見えている視点がやや狭いと感じることが多かったので、他の人に積極的に意見を求め、自分が見えていない視点を教えてもらうと、良い方向に向かいやすいと思います。


タイプ7の危険な方向

タイプ7は精神状態が悪くなると
タイプ1のマイナス面
が出ると言われています。


完璧主義で批判的になっていくので、そうした傾向を自分で感じてきたら黄色信号だと思いましょう。これも要は理性を欠いている状態なので、先ほど記載したCシステムを機能させることで回避できます。

まとめ

以上がエニアグラムタイプ7の特徴でした。


個人的にタイプ7の人は

一番魅力に溢れるタイプであり

一番破滅的なタイプでもある


という印象です。


その分岐点になるのは、過去に見てきたタイプ7の人の傾向から考えると

【問題と向き合うか、逃げるか】

です。本来問題と向き合い乗り越える力は持っています。ただ、頭の回転が早いが故に熟考はせず決めてしまいがちなだけなので、しっかり考えれば問題と向き合うのと逃げるのとで「どっちの方が真の幸せに向かうか」は見極められるタイプですから、じっくりと考えて正しい判断をしていきましょう。


タイプ7の人には他のどのタイプよりも【華】があります。
人が自然と集まってくるのは本当に魅力的なので、是非その魅力を最大限活かし自分と周囲を幸せにしていきましょう。


今回の内容が少しでもお役に立っていれば幸いです。記事を読んで頂きありがとうございました。