鬼滅の刃、大人気ですよね!私も大好きです♪
このブログは見てくださった方の自己肯定感を高め、今の人生をより愛おしく過ごせるサポートがしたいと思い書いていますが、たまには人気マンガの登場キャラから
・自己肯定感が高いキャラと低いキャラ
・自己肯定感に影響を与えた要素や場面
などを考察した方がより自己肯定感というものを理解しやすくなるかと思ったので、今回は
鬼滅の刃から学ぶ自己肯定感
というテーマでお伝えしていきます!
言葉の定義が分からないと理解しづらいと思うので、おさらいとして自己肯定感の定義を記載しておきます。
と、私は定義しています。
なぜ自信と対比するように伝えているかなど、より詳しく自己肯定感を理解したい方はこちらの記事をご覧ください。
目次
鬼滅の刃・自己肯定感高いキャラと低いキャラ
鬼滅の刃のキャラクターの中で、自己肯定感が高いキャラと低いキャラをそれぞれ考察していきます!流石に全キャラは書けないので「私の推しキャラクターは!?」と思われる方もいるかもしれませんがご了承くださいw
■鬼滅の刃で自己肯定感が高いキャラ
早速紹介していきます!
①竈門炭治郎
やっぱり主人公は自己肯定感高いですね!笑
自己肯定感が高いなと感じる特徴は
・いつも自然体で見栄を張らない
・周囲への感謝の気持ちが強い
・心が折れそうになった時からの回復が早い
・人の凄いところを素直に褒められる
など沢山あります。
自己肯定感高いな!という象徴的なセリフが2つあって
鬼にかなり攻撃をくらっても立ち向かうシーンにて放ったセリフ
「頑張れ炭治郎頑張れ!俺は今までよくやってきた!俺はできる奴だ!そして今日も!これからも!折れていても!俺が挫けることは絶対にない!!」
死んだ家族が炭治郎に「なぜお前が生き残ったのだ?」などの悪口を言う悪夢を見せ続ける鬼に対して、悪夢から自力で脱出し放ったセリフ
「言うはずがないだろうそんなことを、俺の家族が!!俺の家族を侮辱するなあぁぁぁ!!」
一つ目のように、自分で自分の背中を強く押せる力は自己肯定感が高くてこそです。特に、人と比較してどうのこうというより、今までたくさんの壁を乗り超えてきた自分への信頼から湧き出てくるという感じのセリフが素晴らしいなと思います。
2つ目もかなり重要な要素なのですが、こちらは記事の後半で解説します。
②煉獄杏寿郎
映画「無限列車編」で一気に時の人となったキャラですねw
このキャラが自己肯定感高いな思う要素も沢山ありますが
・変えられない状況を嘆かずに、自分が出来ることに集中する
・自分が間違っていたと気付いたら直ぐに考えを変えることができる
・決して心が折れない
・性格に裏表がない
・前へ進むエネルギーが強い
・あまり悩まない
などが自己肯定感高いなと感じさせます。
私が好きなセリフはこちらです!
「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく、尊いのだ。強さというものは、肉体に対してのみ使う言葉ではない、この少年は弱くない侮辱するな」
③産屋敷耀哉
私は個人的にこのキャラが一番好きなのですが、自己肯定感高いなと思った要素で言うと
・自分の弱さを素直に受け入れている
・どんな事が起きても感情的な反応をださず落ち着いている
・人の良いところを見つけられるし、素直に褒めることもできる
などです。
人としての器が大きく寛容さがあり、かつそれを無理してではなく自然体として生きているので非常に自己肯定感が高いと思います。
不死川実弥が最初に産屋敷耀哉と会った際に「てめーも戦いやがれ!」的な言葉を発した後に、「ごめんね」と直ぐ答えた場面です。身体が弱いという先天的な理由があるので、そんなこと言われたら普通なら「仕方ないんじゃ!!」とキレ返してしまいそうな場面ですが、自分の弱さや相手の行きどころのない切なさなどの心情を察し「ごめんね」と他の隊士達が見ている前で言える心の強さは素晴らしいです。
なぜ私が自己肯定感が高いと判断しているかをより詳しく知りたい方は、自己肯定感という言葉を深く理解した方がいいので過去の記事もご覧ください。
■鬼滅の刃で自己肯定感が低いキャラ
3人挙げるとしたら
①不死川実弥
②伊黒小芭内
③嘴平伊之助
この3人です!あと富岡義勇も低いと思いますが今回は割愛します。
上記3キャラが好きな方すいません汗
ただ、過去の記事に書いてますが自己肯定感低い=悪い
ことでは全く無いのでご了承くださいw
自己肯定感が低いと感じる特徴をまとめると
・人の発言などに過敏に反応し感情的になる
・怒りっぽい
・素直に感情表現ができない(伊之助はこの点は違いますが)
・自己肯定感ではなく、自信(プライド)が高い
などですね!そこが人間味を感じさせて魅力だったりもしますが♪
ちなみにメッチャ低いとは思っていません。あえて3人挙げるとしたらこのキャラかなという観点であって、実際には普通くらいだと思っています。
ただこの3名は自己肯定感よりも、自信が高いです。考察を詳しくしたい方は過去に書いた
『自己肯定感が低い人の特徴』
もご覧ください♪
鬼滅の刃キャラの自己肯定感に影響を与えている要素
どのような要素が自己肯定感に影響を与えているかを考察していきます!
自己肯定感への影響1・親との関係
厳密には親との関係というより、「自分が親をどう認識しているか?」が自己肯定感に大きく影響を与えます。
自己肯定感高いキャラに挙げた炭治郎、煉獄杏寿郎、産屋敷耀哉ですが、炭治郎は「言うわけないだろう俺の家族が〜!!!」のセリフが家族への愛情や信頼をそのまま映し出していますよね。
産屋敷耀哉は分かりませんが自分の血筋を誇りに持っている感じはします。
ちょっと詳しく書きたいのが煉獄さんで、無限列車編でも分かるようにお母さんとの関係は厚く、お母さんの発する言葉も素晴らしいと思いますが、お父さんが息子達にかけてる言葉は決して褒められる言葉は少なく、関係性は良いとは言えないですよね。。
ですけど、番外編(妻が買ってきたので私もつい読みましたw)の中で、「その時ふと、父が俺たちに冷たくなった理由を考え”死なせたくないから”というのが頭に浮かんだ」
というセリフを見て凄いなと感じました。
普通そうは中々思えないですよね。。恨んだり憎んだりしてもおかしくないのに、父がお母さんや周りの同志達の死を見過ぎてきて心が病んでしまい、その絶望感や喪失感、寂しさや苦しさなどから息子達まで失いたくないという想いがああいう態度を作っていたのかもしれないという事を考えたんじゃないかと思います。
このように、自分の親を自分がどう認識しているか?
は自己肯定感に大きな影響を与えます。
親には感謝してます!
っていう人は多いと思いますが、親がどんな想いで自分の誕生を喜び、どんな葛藤を抱えながら育て、どんな想いをもって自分を見守り、どんな喜びを感じてくれていたか、厳しい態度を取っていたならその背景はなんなのか?などに思いを馳せてみたことはありますか?
不死川実弥と伊黒小芭内は自分の両親との関係はやや遠く感じます。実弥は父親のことを「図体がでかい上にろくでもない人間だった」と語っていますし、伊黒も親はどうか分かりませんが鬼に生贄を捧げるという家系に生まれ血筋を強く恨んでいます。
伊之助も自分のことを猪から生まれた?と言うなど親の存在を否定してましたが、上弦の弍との戦いで母親の存在、愛情を思い出したことがかなり大きな影響を与えたと思います。
あと、ネタバレになるのも嫌なので大雑把に書きますが終盤の戦いにて実弥は弟のやり取り、伊黒は甘露寺蜜璃とのやり取りの中でかなり自己肯定感が上がったと考えています。
自己肯定感への影響2・自分を肯定してくれる存在
親との関係以外にもう一つ大きいと感じているのは
産屋敷耀哉が隊士にかける言葉です。
柱達の回想シーンは多いですが、みな現実に絶望し心折れてる時に産屋敷耀哉が、
「君が人を守るために戦ったのだと私は知っているよ、君は人殺しではない。」
これは悲鳴嶼行冥(岩柱)に対して言ったことですが、このようなセリフを各柱に言っています。
柱達本人は自分が人のためにしてきたこと、一生懸命生きてきたことを誰にも認められず肯定されず報われない辛い日々を過ごしていますが、そこに耀哉がその人の存在を全肯定する言葉を言うわけです。
この産屋敷耀哉の言葉が柱達の自己肯定感に大きく影響を与えているのは間違い無いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あくまで私の個人的な観察なので、「いやいや実弥は!」という意見あれば是非私のLINE公式アカウント宛にご連絡くださいw
この記事を読んでる人の中で自己肯定感を高めたいと感じてる方がいたら、今回の鬼滅の刃からの学びを参考に
①親への認識を深める
親との関係が深い方も浅い方も、親が好きな方も嫌いな方も、「自分が生まれた時は親はどんな感情だったのだろうか?」「あの時の言葉の背景には何があったのだろうか?」など親の想いや感情に思いを馳せてみてください。
もちろん直接コミュニケーションを取り理解を深めていけるならその方が良いので出来る方はしていってください♪
②自分で自分を肯定する
産屋敷耀哉みたいな人が現れ、「僕は分かっているよ」と言ってくれたらどれほど心が救われるか分かりませんが、残念ながら現実には産屋敷耀哉はいませんw
産屋敷耀哉みたいな人も中々いないでしょう。親はあなたのことを全て肯定してくれる人が多いでしょうが、照れ臭くて言えない親が多いでしょうし、一部始終全てを知ってる訳ではありません。
だから、自分で自分を肯定してあげましょう。
「俺は知ってるよ、俺があの時会社の為を思ってああいう行動をしたことを」
「あたしは知ってるよ、あたしはただ喜んで欲しくてあの行動をしたことを」
など、他の人には見えていない自分の良さを自分で自分に伝えてあげることがとても大切です。
また他のアニメとかでも考察してみたいと思います!
記事を読んで頂きありがとうございました♪
■自己肯定感
無条件で自分には価値があると信じている感覚(絶対評価)
■自信
条件付きで自分には価値があると信じている感覚(相対評価)