【専門家の解説付き】自己肯定感が上がる映画TOP10

映画館

「最近心が疲れているな。。」

「自分が好きになれない。」

「つい人の目を気にしてしまう」


など、自己肯定感を高めたいなとは思いつつも何からすれば良いか分からないし腰が重い。。という方は多いと思いますが、そんな時は映画がオススメです。


自分と向き合うのは精神的に負荷もかかるので、心が疲れている時には無理せずに映画を見て
・心が軽くなる
・明日からまた頑張ろうと思える
・自分らしくて良いんだ
など、考えるのではなく【感じる】ことからスタートしましょう。


という事で今回は

自己肯定感が上がる映画TOP10
を、自己肯定感の専門家である私の解説付きでご紹介していきます!

じん

映画好きではありますが、映画オタクって呼べるほど沢山は見てないため、紹介していない作品にも自己肯定感が上がる名作は沢山あると思いますので、もしあなたが「これはオススメ」っていう作品あればLINE公式アカウントから是非教えてください♪


※解説は一部ネタバレも含みますので、それが嫌な方はタイトルとあらすじだけご覧ください。


そもそも自己肯定感という言葉がイマイチ分からない。。
という方はこちらの記事をご覧ください。

自己肯定感の上がる映画TOP10   10~7位

10位        ショーシャンクの空に

映画ショーシャンクの空にの表紙
あらすじ

殺人の冤罪でショーシャンク刑務所に送られた主人公アンディ。彼は所長にも気に入られるほどの模範囚となり、年上の囚人レッドと心を通わせるようになるが無実の罪は晴れぬまま10年、20年と月日が流れていく。。30年にも及ぶ刑務所生活にもめげず、強い意志で奇跡を起こす壮大なストーリー。

解説
大学生の時に初めて観たのですが衝撃的でした。自分を信じ諦めないことが道を切り拓くということを教えてくれます。理不尽な事だらけで、それが私たちの生きる現実とリンクして感動する人が多いと思います。

自分を信じよう、諦めなければいつか道は拓けるというメッセージが自己肯定感を高めてくれますし、何より最後のシーンが最高にスカッとするので、今悩んでいたり苦しかったりしても「頑張ろうかな!」という気分にさせてくれる名作です。

9位            天気の子

映画天気の子の表紙2
あらすじ

「君の名は。」の新海誠監督の作品。
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた主人公の帆高。
生活の為に仕事を探し、やっと見つけたのは怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があり、それは祈るだけで天気を晴れにできる能力だった。

解説
作品全体を通して自己肯定感が上がるという作品ではないですが、穂高が陽菜を取るか世界の天気を取るか?のような選択に迫られて、その選択の数年後のシーンで「この選択は正しかったのか?」「僕が選択しなくてもどちらにせこうなっていたんだ」など心の葛藤が描かれますが、最後に「いや、これは間違いなく僕が選択したんだ。この世界は僕が選択したんだ」というセリフがあり(細かい語句まで合ってるかは定かではありません。)、そこから顔に迷いがなくなります。

この【選択】が大事なポイントです。人は選択を他人に委ねてしまったり、自分が選んだように見えて実は他人の目を気にした選択になっていたりが多いですが、それが後々後悔を生んだり自分から「自分」を奪っていきます。

主人公の穂高も最後のシーンまでは「自分の選択」というのはありませんが、最後にそれをする事に勇気をもらえます。

小さい頃はみんな自分の心に正直に「選択」していますが、大人になるに連れて「当たり障りのない選択」「傷つかない選択」をするようになります。この作品を見てもう一度「自分の選択」を信じる勇気を持ちましょう。

あとシンプルにRADWIMPSの曲と流れるタイミングが最高です笑

8位            LIFE!/ライフ

映画LIFEの表紙
あらすじ

主人公のウォルターはLIFE誌の写真管理部門で働いている。
長い歴史を持つこの雑誌も廃刊が決まり、最終号の準備に追われる日々。毎日毎日フィルムを整理をしているウォルターは、自分の人生が毎日同じことの繰り返しだと感じ、時おり彼は空想しその空想では世界を旅する冒険家になったりしている。

そんなウォルターの身に大事件が起きる。最終号の表紙を飾る写真が不思議と全く見つからない。運悪く、撮影した写真家は世界を放浪しながら写真を送ってくるため今も世界のどこにいるのかが不明。仕方なくウォルターは写真家に会うために現実の冒険をすることに…。

解説
「こうなったら良いな」と妄想をしている時は何も変わらなかった。
ですが、一歩踏み出した時から現実は少しずつ変わっていきました。
この映画は変わりたいけど変われないという私たちに、妄想ではなく「あなたは行きたいところに行ける(なりたい自分になれる)」というメッセージを与えてくれます。

あと、「今を楽しむ」大切さも伝わってくるのですが、これも非常に大切です。自己肯定感が低いと過去への後悔や怒りや未来への不安と恐れなど思考が【過去か未来】に行ってしまってることが多く【今】にいない時間が多いのです。
仕事から家に帰っても「今日上司〇〇さん怒らせちゃったかな。。」と日中のことで不安になったり、「明日のプレゼン大丈夫かな。。」など、過去と未来を行ったり来たりしますが、楽しい時はいつだって【今】を最高に味わっている時です。

そうした【今】をもっと大切にしようと思わせてくれますし、お伝えしたこと以外にも素敵なメッセージが沢山ある映画ですので是非。

7位           きっと、うまくいく

映画きっとうまくいくの表紙
あらすじ

インド映画で日本では2013年に公開され、インドを代表する俳優であるアーミル・カーンが主演し公開当時にインド映画の歴代興行収入が1位となったこの作品は、激しい競争社会となったインドの社会問題などを盛り込みつつも、コメディ要素を随所にちりばめているのが秀逸。

解説
先ずお伝えしておかないといけないのは、3時間くらいあり長いです笑
ですが「きっとうまくいく」という言葉は自己肯定感を象徴するような言葉なので大好きで、作中に何度もこの言葉が出てきます。

楽観的に考えすぎてもダメですが、自己肯定感が低いとつい悲観的に考え過ぎになります。「きっとうまくいく」という言葉はただ楽観的に考えるというよりも根っこで「自分なら何とかできる」という自分への信頼もあると更に素晴らしい意味を持つ言葉になりますが、先ずはそこまで考えずに「きっとうまくいく♪」という言葉をこの映画にならって口癖にしていきましょう。

大丈夫です。統計でも心配事の約90%は実際に起きないと言われていますから。実際に「うまくいっている」のです。

あと好きなシーンを一つ紹介すると
インドでは激しい競争社会で成功したければエンジニアか医者になるという価値観が当たり前で、主人公ランチョーの友人ファルハーンは写真を撮るのが凄い好きで腕もあるのですが、ファルハーンは父親からも「エンジニアになれ」と言われていて葛藤を抱えていますが、ランチョーは迷いなく「そんなに写真上手いんだから絶対に写真家になった方が良い」と言います。この後のファルハーンの決断を含め一連の流れがとても心動かされるので是非ご覧ください。

自己肯定感の上がる映画TOP10    6~4位

6位            杉原千畝 

映画杉原千畝の表紙
あらすじ

第2次世界大戦時、ナチスに迫害されたユダヤ難民にビザを発給して救いの手を差し伸べ、「日本のシンドラー」とも呼ばれた外交官・杉原千畝の半生を、唐沢寿明主演で描いたドラマ。日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給し、6000人の命を救った杉原の、知られざる信念や信条を描き出す。監督はハリウッドと日本の双方で数々の大作に携わってきたチェリン・グラッグが担当。

解説
自己肯定感が上がるか?と言われると正直もう少しランクは下かなと思いますが、この作品が個人的にとても好きなので6位にまで引き上げました!

「世界を変えたい」と強く想い外交官をしている杉原千畝なのですが、目の前には迫害されたユダヤ人達がいて政府の命令は「ビザを発行するな」。世界を変えたいと願いながらも目の前にいるこの人たちすら救えないのか。。助けたい。でも助ければ自分の家族も危険になるかもしれないと葛藤している時に、奥さんが「あなたは今でも世界を変えたいと思っていますか?」と聞いてきて、杉原千畝の心は固まります。

「全てを失ってもついてきてくれるかい?」という問いかけに奥さんが「はい」と言うシーンもシビれます!

杉原千畝は自己肯定感は高いです。自分の気持ちに正直で、意思を貫こうとする力も強いし折れない。ですがそんな人でも色んな圧力や時代の流れで押し潰されそうになりますし、自分の決断が恐くもなります。そんな時に側にいる人が「何があっても付いていきます」と言ってもらえることで回復できました。

そういう心から信頼できる存在と出会うことも大切ですし、【自分自身】が自分にとってそういう存在であるという事も非常に大切です。自己肯定感が高い人は自分自身と対話して(本田圭佑さんが良くいうリトル本田のようなイメージです)自分を励ますことができますので、是非皆さんも心の中に杉原千畝の奥さん(杉原幸子さん)のような自分を入れておきましょう。

5位            イエスマン

映画イエスマンの表紙
あらすじ

ある日を境に全てを「イエス」と答えると誓った男の人生をジム・キャリー主演で映画化したヒューマン・コメディ。
仕事ばかりか私生活でも「ノー」を繰り返す後ろ向きな生活を続け、ついには友人たちの信用すら失いかねない事態に発展。そんな彼を心配した親友のアドバイスで、カールはある自己啓発セミナーに参加し、成り行きから全てのことに「イエス」と答えることを誓いそこから人生が大きく変化していく。

解説
「ノー」と言い続けている時の主人公が自己肯定感低かった時の自分とリンクしてとても共感した作品です。そこから全てに「YES」と言わなくてはいけなくなった事により人生が大変化していくのですが、そのYESという団体?のトップのテレンスが「人生は見学できないんだよ」という言葉が胸に刺さります。それは「人生にちゃんと参加しているか?」というメッセージでもあります。

こんな人生を送りたい、こんな自分になりたいと夢や希望を持っていたのに、いつしか傷つかないようにや失敗しないようにと「生きるだけの人生」になってしまっている自分に気づかされます。本当は「もっと幸せになりたい」はずで、その為には「NO」ではいけない。「YES」が人生を変えていく。という事を教えてくれます。

流石に全てにYESは非現実的ですが、先ずは1日1回「NOをYESにしよう」という意識を持って生きていきましょう。

4位          アイ・フィール・プリティ

映画アイフィールプリティの表紙
あらすじ

主人公のレネーは自分の容姿にコンプレックスがあり、仕事も恋も積極的になれないでいる。そんなある日、自分を変えようと通いだしたスポーツジムでハプニングに見舞われ、頭を強打して気を失ってしまう。そして目覚めると、絶世の美女に変身していたのだ(と、思いこんでしまう)!見た目はそのまま、スーパーポジティブな性格に生まれ変わりレネーは自信に満ち溢れ、仕事も恋愛もすべてが絶好調になっていくが。。

解説
自己肯定感が低い状態と高い状態が明快に演出されていて、自己肯定感が高くなるとどうなるか?が分かりやすい作品です。

ただ、極端過ぎるのでここまではなりなくないな。。と思う人も多いかもしれませんが笑

ですが「どちらの方が幸福か?」と考えると多くの人が頭を打った後の主人公だと思います。外見もお金なども何も変わってなくても「自分を好きになる」とこんなにも世界が変わるのか?という気づきを与えてくれます♪

自己肯定感の上がる映画TOP10     3~1位

いよいよTOP3の発表です!

3位  ワンダー君は太陽

映画ワンダーの表紙
あらすじ

遺伝子疾患により、人とは異なる顔を生まれ持った10歳のオギー。ずっと自宅学習を続けていたが、10歳で小学校に通わせるという決断を母親がした事によりオギーは初めて他の子との集団生活を体験していくがいじめられてしまう。そんなオギー自身はもちろん、周囲の人々それぞれの視点での苦悩や葛藤、家族の愛情や友情を描いた感動の物語。

解説
オギー含め素敵な登場人物が多い作品なのですが、特にオギーの両親の在り方が本当に素晴らしいです。

自己肯定感を上げるには周りの関わり方も非常に大事で、あなたに「あなたらしく生きて欲しい」。「あなたはありのままで価値がある」と思ってくれる存在がいると自然とあなたの自己肯定感は高まっていきます。これは脳科学的に言うとミラーニューロンという機能が働いていて、簡単に言えば周りの人のあなたへの認識が、あなたの脳にも自動的に刷り込まれるという事です。身近な例で言えば緊張してる人が近くにいると何故か自分も緊張してくるという原理です。

なので、あなたの存在を否定する人とではなく、心からあなたの存在を肯定してくれる人たちと付き合うようにしましょう。同様に、自己肯定感が高い人が身近にいるとあなたの自己肯定感も上がっていきますので、自己肯定感が高い人と過ごす時間を増やし、イエスマンにならってその人の誘いやアドバイスに「YES!」と答えていきましょう♪

2位          天使のくれた時間

映画天使のくれた時間表紙
あらすじ

主人公のジャックは成功を夢見て恋人ケイトと別れロンドンへ旅立つ。13年後のいま、ジャックは大手金融会社の社長として、優雅な独身生活を満喫していた。クリスマス・イブ、昔の恋人ケイトから電話があったが出ずにそのままかけ直さなかった。その夜、自宅で眠りについたジャックが目覚めると、ケイトと我が子2人に囲まれた家庭人ジャックになっていた。

解説
成功を追い求め全てを手放し、努力して競争に勝ち地位もお金も手に入れてきたけど、昔の恋人と別れずに家庭を築いた「もうひとつの人生」を体験する事によって「本当の幸せとは何か?」に目覚めていくプロセスが印象的です。
今の日本のような資本主義社会だと、どうしても一般的にイメージされるような成功を求めがちになります。それはもちろん悪いことではないのですが、「本当に求めていることなのか?」と改めて考えさせられる作品です。

いつの間にか「〇〇がなければ幸せではない」と人生に厳しいルールを作っていたり、「〇〇さんのようになりたいな。。」と人と比較して苦しんだりはしていませんか?

この映画を観た後で「自分が本当に大切にしたいことは何か?」今一度自分に問いかけてみましょう。そして、もしかしたら今この現実は後悔して過去に戻ってきて2回目かもしれない?と考えてみるのも良いかと思います。ジャックは記憶を持って戻ってきましたが、その記憶すら忘れてしまってもう一度人生を過ごしているとしたら、後悔しないためにどんな選択をしていくだろうか?という観点も持つと面白いですね♪

1位         ボヘミアンラプソティー

映画ボヘミアンラプソティ表紙
あらすじ

「ウィ・ウィル・ロック・ユー」で知られる伝説のバンド、クイーンを描く伝記映画。バンドの誕生ストーリーから代表曲である「ボヘミアン・ラプソディ」誕生秘話、チャリティコンサート【ライブエイド】の出演までを描き出す。

解説
フレディ・マーキュリーが大成功を収めていくのですが、その影で世間からの批判やメンバーとの確執、ゲイと自覚してからのセクシャリティの葛藤、婚約者との破局などにより、孤独とプレッシャーに心が押し潰されていきます。

そんな中追い討ちをかけるよにエイズになってしまうのですが、最終的に葛藤を乗り越えチャリティーコンサートの前にメンバーに言うセリフが最高に格好良いです。このセリフだけは書かないでおこうと思います笑

世間の声、自身のセクシャリティ、病気、など様々な苦悩と葛藤し出したフレディの言葉に自己肯定感が上がること間違いなしです。是非ご覧になってください♪

自己肯定感の上がる映画TOP10       おまけ

ランクには入れませんでしたが、下記もオススメです!

おまけ①       グレイテストショーマン

映画グレイテストショーマン表紙

おまけ②       プーと大人になった僕

映画プーと大人になった僕の表紙

おまけ③         アイアムサム

映画アイアムサムの表紙

まとめ

今回は自己肯定感が上がる映画TOP10をご紹介しました!
自己肯定感が上がるだけでなく、どれも純粋に映画として面白いので是非ご覧になってください♪

最近の記事

  • 関連記事
PAGE TOP