【前向きになりたい】のに、なれない原因は?根本から前向きになるたった一つの方法

前向きな女性

「落ち込みやすくて、前向きになりたい。。」


「前向きになりたくて色々試してるけど、中々前向きになれない。」



本記事ではそうした悩みをお持ちの方に向けて、下記をご紹介します。

・前向きになりたいのになれない原因は?
・【前向きになりたい】を叶えるたった一つの方法
・前向きに【なる】のではなく、前向きに【なっていた】を目指す


【前向きになりたい】のになれない原因は?

池に落ちたスマイリー

この記事をご覧頂いている方は【前向きになりたい】と願っている方だと思いますが、恐らく、初めて「前向きになりたい!」と感じたというよりは、既に様々な方法をネットや本などで学んだり実践したけれど、中々前向きになれていない方が多いのでないかと思います。


だとしても、気にする必要は全くありません。


多くの本やネットで書かれてる前向きになる方法は、【根本的に前向きになる】というよりは【気持ちを切り替える方法】や【なるべく良い気分をキープする方法】です。


イメージで言えば、前向きレベルが5なのを6、7と上げる方法ではなく、レベル5の人が5の状態をキープ出来るようになろうや、気持ちが沈んでレベル3、4に下がってしまった時に5まで回復させる方法という事です。それもそれでとても大切な事ですが、あなたの求めている前向きレベルが10で今は5だとしたら、それらの方法をいくら実践しても中々10には辿り着かないという感覚です。

前向きになる方法の良くある例

・ポジティブな言葉を癖にする
・自分の良い面を見よう
・ワクワクする目標を設定する
・気晴らしをする
・付き合う人を変える
・視点を切り替えよう
・人と比べない
・ストレスを溜めない
・健康的な毎日を送る

など、頭では「確かにそうだよね」と分かっていると思います。
頭では分かっているし、実践もしている。
けど、中々できない。


それは何故なのか?


その原因は
自己肯定感の低さ
にあります。

■自己肯定感
無条件で自分には価値があると信じている感覚

■自信
条件付きで自分には価値があると信じている感覚


簡単に言えば、ありのままの自分に価値があると思えている状態ですが、この自己肯定感が低いと【前向きになろう】と先ほど例に書いたような方法を実践していっても、結局「でも」という言葉が付きます。


例えば
自分の良い面を見たしても「でも、無理やりな感じだな。悪いところの方が多いし」
視点を切り替えようとしても「でも、やっぱりこんなリスクもあるしな。。」
人と比べないようにしても「でも、こんなに劣っている自分に価値なんてないよ。」

など、前を向くエネルギーよりもマイナス方向のエネルギーの方が強くて逆戻りします。

むしろ、前を向こうとしたことにより、この「でも」が強くなってしまう可能性もあります。跳び箱の跳び台のように反動をつけてしまっているイメージです。


頭には思い浮かんでいなくても、90%以上と言われる潜在意識(無意識)では「でも」が溢れています。


なので、自己肯定感が低い限りは、前向きになりたいと思い色々試しても効果はかなり低く、これが【前向きになりたい】のになれない大きな原因です。



次の章でより具体的に解説していきます。


※疾病や障害などの可能性がある方は、無理して自分で解決を図らずに精神科へ相談しましょう。


【前向きになりたい】を叶えるたった一つの方法

両手を上げてピースしている前向きな女性

先述した通り
自己肯定感を高めること
です。


自己肯定感が高くなるとどのようになるかと言うと

自己肯定感が高いと

・人と比べなくなる
・人の目や評価を気にしなくなる
・落ち込まない
・落ち込んでからの回復が早い
・決めたことをやり切れる
・新しいことにチャレンジできる
・寛容になる
・人間関係が良好になる

など。

もちろん、人と比べなくなるなどは完全に気にしなくなるという事ではないですが、その度合いがかなり低くなります。

要は、「ありのまま自分に価値がある」が根底にあるので、先程例で書いたような「でも」が出てきません。


自己肯定感と前向きな思考を調理に例えると

自己肯定感=まな板

前向きな思考=食材

まな板が小さいと食材を乗せるスペースが狭いので、新しい食材を乗せることが難しかったり、載せても大きな負担がかかりますが、まな板が大きければどんな食材が乗ろうとも余裕を持って調理ができます。つまり【余裕】が違います。


余裕があり、どんな状況でも受け入れることができるから「でも」が出てこないのです。「でも」がでないという事は前向きな思考になっている証拠です。


この前向きに【なっている】という感覚が非常に大切です。


前向きに【なる】のではなく、前向きに【なっている】を目指す

両手を広げて海辺に立っている男性

前向きになろうなろうとしている状態は、見方を変えれば

前向きでない今の自分を否定している
状態です。


この状態では
ありのままの自分に価値がある
とは到底思えません。


なので、前向きになろうとして【なる】のではなく、自己肯定感が高くなっていって結果として前向きに【なっている】が理想です。


先程のまな板と食材の例で表すと、最初から大きいまな板は持っているのです。だけど育ってきた環境によって小さいまな板だと感じてしまっているだけなので、本来のまな板の大きさに気づくことが出来れば、気がつけば前向きになっています。


ですので、自己肯定感を高める一歩目として
前向きではない自分を受け入れましょう


声に出してでも、心の中でも良いので
「前向きではない自分であっても良い」
「前向きではない自分を許します」

と言ってみましょう。


ほんの少しだけでも心がフッと軽くなる感じはしませんでしたか?


このように、今の自分を理解し、認め、受け入れていくことで自己肯定感は高くなっていきます。


自己肯定感を高める具体的な方法はこのサイトで沢山書いていますが、先ずは下記の記事から読むのがオススメです。


終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました。


良くネットや本で紹介されている方法で、マイナス状態になってしまっている気持ちを切り替えたり、気分を良い状態に保つことも非常に大切ですが、今回お伝えしたように自己肯定感を高め、別に「前向きに考えよう!!」とかしなくても

ナチュラルな状態で前向き

な自分へとなっていきましょう。


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