【タイプ別】人の気持ちが分からない原因と解決方法

悩んで海を眺めている女性


「他人の気持ちが良く分からない。。」

「もっと人の気持ち考えなよと良く言われる。」

「何であの人は人の気持ちがこんなに分からないんだろう。」


こんなお悩みありませんか?
本記事ではこんなお悩みをお持ちの方に向けて、下記をご紹介します。
・前提として、人の気持ちは分からないもの
・人の気持ちが分かる・分からない4つのタイプ
・人の気持ちが分からない原因
・人の気持ちを分かるようになるには?



私は元々不登校で12歳まで家族以外と全く話せず友達もいなかったので、人の気持ちは全然分からないまま大人になりました。それが理由で人間関係のトラブルもありましたが、今は大分分かるようにはなってきたので、今回はそうした経験を踏まえお伝えしていきます。


人の気持ちが分からないのは当たり前

最初にお伝えしておきたいのが、人の気持ちは分からないものです。
「Aさんはこういう性格だからあんな行動したんだ」
「私には人の気持ちがよく分かる」
という人は多いですが、分かったつもりになっているだけです。


人の気持ちは今と1分前とでは変わっている可能性もありますし、あなたと相手が会っていない時間の中で相手の価値観が変わっている可能生もあります。その日の天気にすら左右されますし、会う直前に身内の不幸があったりすればいつもと違う相手がいるはずです。


つまり
・その人の価値観
・先天的な性質
・その時の状況
・体調

など様々な要因で相手の気持ちが生まれているので、相手の気持ちを正確に分かるなんて事はないのです。

自分自身ですら自分が何で今の気持ちになったのか分からないケースも多いのですから。なので、人の気持ちが分からないと感じている人の方がよほどまともです。


そうは言っても気持ちが分からないレベルにもよりますが笑


ただ、人の気持ちが分かることが目的ではないですよね?
■相手に嫌われたくない。
■良好な人間関係を築きたい。

という目的に対し「人の気持ちが分からない」ことが問題となっているか、自分の中で気になっているのかと思いますので、次の章で人の気持ちが分かる人・分からない人を4タイプに分類した上で分析していきます。


人の気持ちが分かる・分からない4つのタイプ

4タイプを図にするとこのようなイメージです。

人の気持ちが分かる人、分からない人のタイプを表した図

それぞれのタイプを解説していきます。

①達観タイプ

「人の気持ちが分からない」と自覚しつつ
・相手を知ろうとする姿勢がある
・性質的に人の気持ちを察する力は強い
・仕事で嫌でも色んなタイプの人と話すことが多くあった
などにより、人間関係は良好に築けるタイプです。

人の気持ちを知ろう、相手を理解しようという姿勢がありつつも、最終的には「相手の本当の気持ちは分からないものだよね」と考える達観している人と言えます。

このタイプの人は全く問題ありません。仮に「人の気持ちが分からない」と悩んでいたとしても、気にし過ぎなだけの可能性が高いですが、もし気になるようでしたら後の章で記載する【人の気持ちを分かるようになるには?】をご覧ください。

②スタータイプ

このタイプの人は「人の気持ちが分からない」という事を自覚していて、かつ本当に気持ちが分からないレベルの高い人です。

経験上、メチャメチャ仕事のできる経営者の方(またはスーパー営業マン)に多いタイプです。お客様の求めているものなどを理解する力は凄く高いのですが、社員の気持ちは全く分からずに社員がドンドン辞めていくというパターンに陥っている経営者を多く見てきました。

これは一つの個性です。
人の気持ちを察する力が強いと思い切った決断などが出来ない場合もありますから、目標達成の為に思い切りの良い決断をできて、結果的に全体を引き上げる事が可能になります。ただ、気を付けた方が良いこともあるので、このタイプに関しては次の章で詳しく記載します。

③八方美人タイプ

「私は人の気持ち分かる」と良く言ってたり、他人の心情をよく推察したりして、実際には当たってない事の方が多いので自己満足なのですが
・多くの人が言われて嬉しいコミュニケーションを分かっている
・ある程度レベルの高い人の気持ちの理解ができている
などから人間関係は比較的良好に築けるタイプです。


「概ね」問題なしとしているのは、人間関係でトラブルなどは起きづらいでしょうが、人間関係において土台にある心理は「信頼しあおう」「認め合おう」「愛し合おう」などよりも、
・傷つきたくない
・嫌われたくない

という不安が強く、本音でコミュニケーションするという機会が少ないので、本当は望んでいるような人間関係は築きづらいタイプだからです。問題は無くても、本当はこんな人間関係が築きたいという理想があったら変化する必要はありますね。ちなみに私もずっとこのタイプでした。

④直面回避タイプ

実際は全く相手の気持ちが分かっていないにも関わらず、自分では「人の気持ちがよく分かっている」と思っているので一番問題ありなタイプです。

面白いもので、こういう人の方が
「本当あの人は人の気持ちが分からないんだよな。。」
「もっと思いやりを持つべきだ」
とか言います。

このタイプの人は自己肯定感は低いけどプライドは異常なほど高く、自分自身の弱い面と向き合えないのでそれが原因で人間関係(パートナーシップ含み)が上手くいかない事が多いです。この直面回避タイプに関しても次章で説明していきます。


人の気持ちが分からない原因

タイプ①達観タイプとタイプ③八方美人タイプは、本人が「人の気持ちを分かる」と思っているかどうかは別として、実際にはある程度人の気持ちを汲み取ることができていて、人間関係でトラブルなどは少ないタイプなので、問題が起きやすいタイプ②スタータイプとタイプ④直面回避タイプの【なぜ人の気持ちが分からない原因】を解説していきます。

タイプ②スタータイプの原因

このタイプの人の場合は、思いやりが無いとかが原因ではなく
そもそも人への興味関心が強くないタイプ
の可能性が高いです。

それは悪いことではありません。
他人への興味関心、愛情が強い人もいれば、
・他人への興味関心は低いが、全体が向上することへの関心は強い人
・人への関心は低いが、化学などの研究への関心は強い人

など、何に興味関心が強いかは人それぞれです。ただ、日本人の場合は相互扶助や一致団結など助け合いの文化が強いので、このタイプの人は周囲から浮きやすい面もあります。


スタータイプが人間関係を良好にしていく2つのポイント
①周囲がこのタイプの人の事を理解する
個性だと思い受け入れることが大事です。このタイプの人に「なんでこの人は他人の気持ちが分からないんだろう」と思ったとしても、その自分自身もこのタイプの人の気持ちが分かっていない訳ですから、お互い様です。このスタータイプは爆発的な成果を出す人が多いので、この人にしかできない貢献の仕方をしてくれている事を理解しましょう。


②自分自身が人を理解しようという姿勢を持つ
個性だと割り切り過ぎたり、周囲が未熟なだけだと見下したり、別に他者などどうでもいいと思ってしまうと危険です。このタイプの人が相手と真剣に向き合ったり、人の気持ちを理解をしようと努力して周囲と良い関係が築けたケースも何度も見てきました。相手を知ろうと努力したり、大切にしようと努力することが大事です。具体的な方法は次章でお伝えします。

タイプ④直面回避タイプの原因

このタイプの人は
自己肯定感は低いけどプライドは高い
ことが原因の可能性が高いです。


タイプ③八方美人タイプも自己肯定感は低いけどプライドは高い傾向にある人は多いですが、タイプ③は強調する力や自分を小さく見せるなどにより人間関係はトラブルなく築けますが、このタイプ④の人はタイプ③に比べて自我が強く、自己主張するタイプなので人間関係の不和が起きやすくなります。

人の気持ちより前に
【自分の気持ちに気付いていない】
事により、その結果として人の気持ちも分からなくなっています。なのでタイプ④が人間関係を良好にしていくためには自分自身と徹底して向き合うことがテーマとなります。


人の気持ちを分かるようになるには?

冒頭にお伝えしたように本当の人の気持ちは分からないものですが、ある程度分かるようになる事は可能です。

大事なのは
1、様々なタイプがいることを知る
2、人の気持ちの前に、自分の気持ちと向き合う
3、相手を知ろうという姿勢を持ち続ける

この3つです。それぞれ解説していきます。

1、他者理解・様々なタイプがいることを知る

人はつい自分と同じ価値観を相手に求めがちになります。
「こうあるべきだ!」
「もっと他人を思いやるべきだ!」
「自分勝手なやつだ!」
など、自分の哲学や信念を持つことは大事ですし、それを主張することも大事ですが、相手にも相手なりの哲学や信念があり、自分とは違う先天的な性質がある事を知りましょう。そうする事で「こう考える人もいるんだ」と知り、それが他者を受け入れる器になります。


オススメなのはエニアグラムという性格分析を学ぶことです。人間の性格を9つに分類した性格分析で、細かく分けると18タイプ、更に細かく分けると27タイプにまで広がりますが、9タイプを理解するだけでも十分に他者理解に繋がるので、是非学んでみてください。


2、自己理解・人の気持ちの前に、自分の気持ちと向き合う

人の気持ちを理解しようと思ったら、先ずは自分の気持ちを理解する事です。

例えば
「自分が絶対に正しい」
「上司の〇〇さんはワガママ過ぎる」
「本当あの人は自己中心的だな」
とか思う時に、「何で自分はそう感じたんだろう?」と自問自答し続けてください。


そうすると
・馬鹿にされたように感じた
・自分を否定されているように感じた

などが出てきますが、多くの場合根本にあるのは
「寂しい」
「認められたい」
「承認されたい」
「注目・興味・関心をもたれたい」

などの気持ちです。


この自分の本心に気づくと、自然と人の気持ちが分かるようになっていきます。
今までは無自覚に配慮のない言葉を言っていた場面でも、「寂しかったんだろうな。」「プライドが傷つけられそうで怖かったんだな。」「認めて欲しかったんだな。」と感じることができて優しい言葉が言えるようになります。


自己理解をすると結果として自己肯定感も高くなっていき、相手の存在をありのまま肯定できるようにもなっていくので、是非自己理解を取り組んでみてください。


3、相手を知ろうという姿勢を持ち続ける

冒頭に「人の気持ちが分からないという人の方がよっぽどまともです」と書いたのは、「分からないのだから、知ろう」という姿勢でいられるからです。


気をつけて欲しいのは1で記載したエニアグラムや、2で記載した自己理解をしていくと他人の気持ちを分かったつもりになり、「あ〜この人はエニアグラムのタイプ3番だからな、、」という決めつけをしてしまうと、相手を知ろうという姿勢が無くなっていき、気づけばまた「人の気持ちが分からない」状態に逆戻りしていきます。


なので【知ろう】という姿勢は強く持ち続けましょう。

まとめ

という事で今回は【人の気持ちが分からない】原因と解決方法をタイプ別に分析しました。


解決方法を3つほど書きましたが、自己肯定感が低いと相手よりも自分の欲求を大事にしてしまいがちなので、自己肯定感を高めることが1番根本的な解決には繋がります。ただ、自己肯定感を上げるには少し時間はかかるので即効性はないため今回は詳しく触れませんでしたが、人の気持ちが分かるようになり、良好な人間関係を築いていきたい方は下記の【自己肯定感を高める方法】も是非ご覧になってください。


最後まで読んで頂きありがとうございました。