【実録】不登校で人生終わりかけた男の物語

今不登校だったり

過去に不登校だった過去があったり

不登校ではないけど学校に行きたくないと感じていたり

お子さんが不登校だったり



する方がページを開いてくださったのかと思いますが


不登校になったら人生終わり。。


そう思ってしまう時はありませんか?



私は元々12歳まで不登校でほぼ学校には行かず、行っても誰とも会話できない幼少期を過ごしていて、その頃は本気で「もう人生終わった」と何度も思っていました。


その頃の経験と、そこからどのような人生を歩んできたのか?

をお伝えしていきます。僕は今33歳なので今から30年近く前の話がメインで、30年前は今のようにネットが盛んではなく他の不登校の人の情報が知れなかったですが、今は恐らく小学生でもこの記事は見れるような環境の子の方が多いと思いますので少しでも参考になれば幸いです。

不登校で人生終わりかけていた

僕は12歳まで不登校、親に何か問題があるとは思われたくないので風邪や腹痛など何かしらの理由をつけて学校を休んでばかりいました。1ヶ月間ほど全く行かない時もあるので親も体調不良では無いことは流石に分かっていたでしょうが。。


僕の場合は人と話すのが怖かったんですよね。


当時はそんな言葉があったのか分かりませんが今だと場面緘黙症というのでしょうか?とにかく人と話せず、話しかけられても返すことができず、それが理由で同級生からギリギリ聞こえるくらいの声で心無い言葉を言われたことも沢山ありました。それでまた学校に行きたくなくなり休む。


そんな日々の繰り返し。


隣に親戚が住んでいて2つ年下のSちゃんという子とたまに遊びのが楽しみで、それ以外はずっと家で過ごしていました。

テレビゲームをしたり

漫画を読んだり

絵を描いたり

テレビを観たり

一人で暇潰しゲームを考えたり

気が遠くなるほど長い時間を過ごしました。


外に出るのも嫌で、親が外に連れて行ってくれる時とかもずっと同級生に合わないかとキョロキョロして歩いていました。

学校に行きたくないから行ってない訳ですが

本当は行きたいんです。

本当は友達も欲しいし

外で遊んだりもしたいし

今日こそ学校に行ったら「おはよう」と言おうと意気込むのですが、結局言えないまま時が流れました。


幼稚園や小学校低学年の頃は不登校という言葉すらあまり認知していなかったと思いますし、学校に行けてない状況をそこまで問題とは考えていませんでしたが、小学校3、4年生頃から「今のままだと、この後の人生どうなるんだろう。。?」と考えるようになりました。

このままずっと家で過ごすのかな?

この状態を過ごせば過ごすほどドンドン変われなくなっていく気がする

どうしてこうなってしまったのだろう

もうオレの人生は終わりなのかな


そんな事を頭の中でずっと考えていました。


不登校から変わる決意

当時はほぼ毎日プロ野球の巨人戦が19時から放送されていたこともあり野球に興味を持ち始めていて、小学校5年生の頃に父が野球の試合観戦に連れていってくれました。

観に行ったのは巨人戦ではなくて
オリックス対日本ハムファイターズ

そこでイチローを見て一気にファンになり、その後父がイチローの自伝のような本を買ってきてくれて、夢中になって読んでいるとイチローはプロ野球選手を目指す選手の中では小柄で華奢で決して有利とは言えない体格でしたが、それを言い訳にすることなく

友達と遊ぶこともなく
毎年360日以上練習をしている

という内容を見て心が震えました。



僕は変わりたいと願うばかりで

「もっと環境が良かったら」

「もっと同級生たちに恵まれていたら」

「もっと先生が良い先生だったら」

「もっと裕福な家庭に生まれていたら」


とか、言い訳ばかり並べて


自分では何もしていないじゃないか

そう思い

自分の力で人生を変えよう

そう決意しました。



今思うと良かったなと思うのですが、いきなり変わろうとした訳ではなく【2年後】に中学校に入ったタイミングで人生を変えようと決めました。


中学に入る前に下記3つを自分と約束しました
①野球部に入部届を出す
②3年間学校も部活も休まず毎日行く
③毎日1000本素振りをする

そして中学に入るまでの期間、少しずつ素振りを始めたり、家で筋トレしたり、入念に準備をしていきました。毎日1000本の素振りを自分に命じたのは学校に行く度に「おはよう」と言おうとして言えない日々を10歳までしてきた訳ですから、人と話せることに対して『自分に期待するのを止めよう』と思ったからです。


出来ないところを急にできるようになるという期待を自分にするのは止めて、日々自分だけで出来る努力をひたすらし続けるようにしようと決めたんです。


そして中学に入り野球部に入部届を出して、ほとんど声を出さない変な野球部員でしたが頑張り、秋に4番を打たせてもらう事ができて、その頃にチームメイトが「なんでそんな打てるの?」と聞いてきた時に「毎日1000本素振りしてるから」と言葉を返すことができて、そこから徐々に野球部の子達と野球に関する事が話せるようになり、野球部の子達と野球以外に関することも話せるようになり、野球部以外の同級生とも少し話せるようになり、と本当少しずつですが人生が変わっていきました。


だいぶ割愛した話ですので、より具体的に知りたい方はこちらの自己紹介ページもご覧ください。


この話を聞いて、「あなただから変われたんだ」と感じる方もいらっしゃると思いますが、決してそんな事はないです。変わるためのポイントも記事の後半で記載いたします。


ただ、「あなただから変われたんだ」は、ある意味では正しいかもしれません。仮に同じことをしても変われる人は少ないかもしれません。父が野球をやっていたこともあり少なからず野球のセンスもあったと思いますし、野球部の監督やチームメイトも良い人で運が良かったというのもあります。


ですが、逆に僕にはできない「あなただけの変わり方・輝き方」があります。今変われずに悩んでいる人がいるとしたら、それがまだ見つかっていないだけです。


僕だって変わりたいと思ってから、実際に変われるまでに8年以上かかっています。日数にしたら3000日くらい変わりたいのに変われない日々を過ごしてきました。


変わろうと決意してからも、何度も挫折し「結局変われないのかオレは。」と絶望したことも沢山あります。それでも乗り越えてやっと人生を良くしていくことができたので、焦らずに自分なりの方法を人生を良くしていきましょう。


不登校になっても人生終わりではない

ここまで僕の人生を書いてきましたが、タイトルのように不登校になっても人生終わりではありません。


人によっては大したことないと感じるかもしれませんが、希望を持てる方もいるかもしれないので簡潔にその後の人生を書いておくと

23歳で入った会社で月間の営業成績200人中1位を獲得(合計4回、確か)

24歳で月収100万(完全歩合制だったので成績だしたら一気にもらえました)

26歳 誘われて入った不動産会社で社員からの推薦で取締役に

27歳 年収1000万 会社も社員数30名以上に

30歳 素晴らしい女性と結婚 結婚式に200名以上参加してくれた


そして今は自分の本当にやりたかった事業をするために会社を立ち上げて日々楽しくチャレンジしています。


良いとこばっかり書きましたが、沢山ドン底のような経験もしました笑
ですが今は全ての過去があって良かったと心から思えています。



順風満帆に見えるかもしれませんが、実は21歳頃までは不登校だった過去をずっと悔やんでましたし、過去に戻れるならこの過去を消したいくらいに思っていました。不登校だったから将来こんな事しか出来ないかなとか、学校に行かず勉強もしてこなかったし高校大学も偏差値低いとこだし、高望みはしないでおこう。とか


自分で自分の人生に勝手に制限をかけていました。


ですが不登校だった時から20年以上経った今だからこそ言えるのは


不登校だった事が自分の人生に制限をかける理由にはならない

という事です。



もちろん不利になることも沢山ありますよ。
確か中学までは学校に行ってなくても卒業としてくれる?と思いますが高校はそうも行かないので中卒だとしたら採用してくれる会社はかなり減ると思いますし、勉強が追いつかなくて辛い思いをする時もあるでしょうし、スポーツをしたいと思った時に運動経験が不足していて他の人より苦労するかもしれませんし、楽しい青春時代が過ごせなかったというのはコンプレックスになるかもしれません。


このように人生に壁は増えますが
それが【あなたが幸せになれない】という根拠にはなりません。


不登校から変わるポイント

僕の実体験を元に、不登校から人生を変えるためのポイントを記載します。

イジメ、対人恐怖、家庭環境、など不登校になった理由が一人一人違うと思いますので、参考にならない方もいるかと思いますが、「自分だったらどうするだろう?」と考えながら活用できるところをイメージしながら見て頂けたらと思います。

①自分だけで磨ける能力を磨き自信をつける

一つ「これだけは負けない」という自信を作ることは非常に大切です。

その自信が「自分はできる」という気にさせてくれて一歩踏み出す勇気を作ってくれます。


特に大事なポイントは
【自分だけで毎日練習出来る】ことを頑張ることです。


僕の例を挙げると
・人と話せるようになること
→毎日「おはよう」と言おうと意気込んでも一度も言えなかったから、人と話すのが上手くなることは諦めた。

・野球の守備
→守備練習は一人では出来ないので、これも上手くなることは諦めた。

・野球のバッティング
→これは一人で素振りできるので、これを毎日行うことにした。

諦めたという表現は適切ではないかもしれませんが、一人で出来ないことを頑張ろうとするのは止めたという感じです。



僕は不登校の最大のメリットは

時間があること

だと思っています。


ですけど練習相手が必要になったりすることは一人では出来ないので、時間があるというメリットを最大限活用することはできません。


プログラミング出来るようになったり

絵を描いたり

語学を学んだり

など何でも良いので、自分一人でできる努力をし続け自信をつけましょう。


そしたら、自分の実力を試してみたくなったり、人と共有したくなったり、などの気持ちが湧いてきて外に出ようという気持ちも少しずつ出てきます。


私もずっと人と話せなかったのが、「野球のバッティングだけなら誰よりも努力してる」という自信が「毎日1000本素振りしてるから」という言葉を生んでくれました。


いきなり見つからなくてもOKです、ネットを観たりYouTubeを観たり本を読んだり色んな情報に触れていく中で興味持てるものを見つけましょう。やってみて続かなくても気にしなくて大丈夫です。また次に興味を持てるものを見つけて、頑張らなくても続けられるものを見つけましょう。それがあなたが本当に熱中できることですから。

②格闘技を始める

これは女性の方よりも男性向けのアドバイスになりますが、格闘技をやるのはオススメです。僕の人生の話に書くの飛ばしてしまってましたが小学校5年生頃に父が少林寺拳法を勧めてくれた週に1回通ってました。隣町だったので同級生と会う心配もないし良いかなと思い通ったのですが、僕にとってこれも一つ自信になりました。


格闘技してると体付きが良くなってきたり、目に見えて自分が変わっていくのが良いのと、イジメられたりとかしてやり返すかどうかは別として「いざとなったら勝てる」という自信が徐々に湧いてくるのも良い要素です。


突き(パンチ)とか蹴りも自分一人でも練習できるのでそういった観点でもオススメです。ジムなどに通わなくてもYouTubeなどで学んで練習することも可能ですし。


ただ、間違ってもそれで人に試すとかは止めてくださいね。そしたらそれこそが1番人生終わってしまいます。

③焦らない

変わるためのポイントを2つ書きましたが、別に焦る必要はありません。
僕も10年ほどかかってますから笑


「変わりたいのに変われない」という日々があって全然良いんです。


ただ、「良くしたい」「変わりたい」
などの気持ちを持ち続けることは大事です。もちろん挫折してそんな気力すら薄れてしまう時は沢山あるでしょうが、それでも「いつか良くなる」という気持ちを再度持って、諦めずにいましょう。

④結果よりも成長を大切に

変わろうと思っても努力してもいきなり結果に繋がることはない可能性の方が高いです。

僕も毎日1000本素振りをして、いざ野球部に入り3年生が抜けた最初の大会でレギュラーになれると思って凄いドキドキしましたが、結局レギュラーにはなれず家で号泣しました。

何か辛いことがあって学校に行かないという選択になっているので、変わろうと思った時に早く現実が変わって欲しいと思うでしょうが、結果にフォーカスを当ててしまうと上手くいかなかった時に心が折れてしまいます。


でも素振りを毎日続けようや、今は腕立て10回が限界だけど来月は15回できるようになろうなど自分の成長にフォーカスすれば、日々の努力は間違いなく自分を成長させてくれるのでそれはあなたを裏切りません。


成長していけばそれが必ず結果に繋がるとまでは言えませんが、結果が出る確率は間違いなく上がっていきます。毎日1%でも昨日の自分よりも成長することを目指しましょう。





ちなみに、今は不登校ではないけども、不登校だった過去がコンプレックスになり人生が楽しくない。。という方はこちらの記事が参考になると思いますので良かったらご覧ください。
関連記事『元不登校児が伝えたい青春コンプレックスの乗り越え方』

どこからでも人生は良くしていける

ここまで書いたように、今不登校だったり、不登校だった過去があったりしても、人生はどこからでも良くしていけます。


ただ、時代が30〜40年前だったら僕も同じことは言えてない可能性もあります。今より地元のコミュニティでの関係性が重要ですし学歴重視の風潮も大きいですから、不登校になったらその後の人生はかなり苦労すると思うので「人生終わった」と考えてしまう可能性も高いと思います。。変われなくはないと思いますが、今よりハードルはかなり高いと思いますね。。


ですが、
今の時代は情報と選択肢が溢れています。


この記事のように、不登校だった過去を乗り越えてきた人の情報もありますし、学歴関係なくできる仕事も増えてきていますし、仕事の幅もかなり広がっていますし、住む環境なども変えやすいし世界中の人とも繋がれます。

仮にあなたが30歳だろうと50歳だろうと、「良くしていきたい」という気持ちがあれば、人生はどこからでも良くしていけます。もちろん歳を重ねるに連れて選択肢は徐々に減ることもありますが(例えば40歳からプロ野球選手になりたいなどは非現実的)、何かやりたいことがあるとき、その根本的な目的は【幸せになること】です。今から沢山の幸せを感じられるようにしていけば良いのです。


まとめ

以上となります。


不登校だった過去を、いつか笑える日が来ます。


僕は不登校を乗り越えるまでに約10年

不登校を乗り越え、その不登校だった過去のコンプレックスを乗り越えるまでに更に10年以上

かかりましたが、今は最高に幸せですし、不登校だった過去もあって良かったと思っています。この経験が僕に沢山のことを教えてくれましたし、この人生でなければ出会えてなかった人も沢山います。


今回の記事が少しでもあなたの勇気や安心に繋がっていたら幸いです。記事を読んで頂きありがとうございました。