人生を変えたいと思っても、最初の一歩って怖いですし、何から初めて良いか分からないですよね。。今回は私が過去に実践してきた方法の中で効果のあった「人生を変える方法」をご紹介しますね!
という事で今回は
元不登校児が自身の経験から伝えたい「人生を変える方法」6選
というテーマでお伝えします。
私は元々不登校で、12歳まで友達もいなくて学校に行っても全く人と話せない人間で、人生変えよう!と決意しても3000日以上変われない日々を過ごしてきた人間です。そんな私だからこそ伝えられる「人生を変える方法」があると思っています。
ですので
・人生に本気で悩んでいる
・人生を変えたいけどどうすれば良いんだと悩んでいる
・もう40歳で、これから変われるのか?と悩んでいる
・コンプレックスがあり、それに人生の足を引っ張られてると思っている
・いじめや不登校などで、人生を何とか変えたいと思っている
などでお悩みの方は是非記事をお読みください。
目次
人は基本的には変われない
先ずお伝えしておきたいのが、人生を変えようと決意しても、人は中々変われません。それは人間の脳の仕組みとしてそうなっているからです。
ホメオスタシスという言葉を聞いたことはありますか?
これは現状維持しようとする機能で、元々は生物学の言葉で例えば体温が上がったら元に戻そうと体が機能するので人間の体温が36度前後を維持できるのです。この言葉は心理面でも使われるようになり、自分が居心地よく感じている今の状態から抜け出すのを拒もうとします。
簡単に言えば自分を守るための本能システムです。
今の現状が不満だから変わりたい!と思っていても、変わろうと行動すると傷ついたり、失敗して落ち込んだり、お金や時間を沢山使ったのに効果なかったとショックを受けたり、など不安要素もある訳ですが、そうした不安要素から逃れたいという本能が勝ってしまうということです。
「変わりたい」という自分と
「変わらない方が安全だよ〜」という自分の本能
この2つが自分の中で戦うんです。
なぜ、これをお伝えしておくかというと、知っていれば対策を考えられますし、人生を変えようと思っても最初から上手くいく事は少ないです。
上手くいかなかった時に、「やっぱり自分はだめなんだ。。」と落ち込まず、「今回はホメオスタシスが強かったな。。次はこうしてみよう」と再度トライする気持ちを芽生えやすくするために最初にお伝えしておきました。
つまり大事なのは
気合い、根性、努力、ではなく(もちろんこれらも大事ですが笑)
工夫
です
例えばあなたが美味しいカレーを作ろうと思って意気込んでカレーを作ったけど、どこで失敗したか分からないけど食べてみたら不味かった。。という時に、ちょっと気合が足りなかったから次回はもっと気合い入れて作ろう。ちょっと愛情が足りんかったかな次はもっと愛情込めて作ろう。とはならないですよね?
「あれ、スパイスの分量が違ってたかな?次はもう少しスパイスを少なくしてみよう」「もう少し煮込んだら良かったかな?次はあと10分煮込んでみよう」とするはずです。
それは工夫ですよね。
人生も同じです。自分はやっぱりダメだ、変われない。。という事で悩む方は多いと思いますが、それはあなたが悪いのではありません。
みんな同じくホメオスタシスが働き、変わりたいのに変われないという自分の要素は持っています。ただ、「じゃあ次はこうしよう」とした工夫が当たるか当たらないかだけです。もちろんそれを何度も繰り返したりする努力などは必要なりますが、
自分が悪いんだ
と思ってしまうと次の工夫に向かう気力が湧いてこなくなってしまいます。
それを、自分が悪いのではなく
今回試した工夫が悪かったんだ
とすることで、じゃあ次はこんな工夫にしてみようという気力を与えてくれますので、人生変えたいのに変われない。。という方はあなたが悪いのではなく、工夫がたまたま上手くいかなかっただけだと思い、別の工夫を試していきましょう♪
これから、私が今までの人生でしてきた工夫をお伝えしていきます。
人生を変える方法6選
私がこれまでの人生で、人生を変えるのに役立った方法や考え方をその年代事に分けてお伝えしていきます。
幼少期からの学び(不登校時代)
人生を変える方法① 一つ「これだけは負けない」という自信の核を作る
不登校だった自分を変えた時からの気づきですが、私は変わりたいのに変われない日々を過ごし気がつけば小学校5年生になっていて、その当たりでイチローの試合を父親が連れていってくれたお陰でイチローのファンになり、イチローくらい努力すれば人生を変えられるかもしれないと、中学校で野球部に入って人生を変えようと決意しました。(だいぶ端折ってますので詳しく知りたい方は自己紹介ページをご覧ください。)
ただ、当時の私は人とほぼ全く話せないですし、しかもずっと引きこもってた訳ですから運動もできません。そんな人間が野球部にいたらどうなるかと想像してみたら、イジメられてる姿しかイメージできなかったんですよね。。
かといって急に人と話せるようになるわけもないし。。
と、その時に思い浮かんだのは、【スラムダンクの流川】でした。流川もほぼ話さない寡黙なキャラでしたがバスケがめちゃめちゃ上手いのでチームにとっては必要な存在です。
なので私も、人と話せなくて野球がすごい上手ければチームにとっては必要な存在になるはずだから、先ずは野球を上手くなろうと毎日1,000本素振りしようと決めました。もちろんいきなり1,000本なんて出来ないので30本くらいからのスタートでしたが笑
そして結果的にめっちゃ打てるようになって、1年の秋には4番を打たせてもらえるようになりました。これが自信となり、そこから野球部の子達と野球に関することが話せるようになっていき、徐々に野球以外にことも話せるようになっていき、少しずつ人生が変わっていきました。
その途中で大きく挫折した事も何度もありましたが、今思うと毎日1000本の素振りという「自分だけで継続できる努力を積み重ねてきた」ことが心の支えになってました。
この経験からお伝えしたいのは、
一つ、これだけは負けないぞという自信
を作ることです。
これは主に小学校〜高校時代とかに役立つ方法かなと思います。何も上手くいかないなと悩んでいたり、友達が欲しいけどできなかったり、いじめられていたり、何かやりたい事があるけど自分には無理かなと諦めていたり、などで悩んでる人は
一つだけ、これだけは負けないという自信を作りましょう
それが私は野球のバッティングでした。バッティングが自信となり、その自信によって野球部の子達と野球に関して話せるようになり、それで他のことも話せるようになりと、野球という自信が核(中心)となって他のことにも良い影響を与えて自信が大きくなっていきました。
スポーツでも、ゲームでも、音楽でも、なんでも良いです。
ただ、なるべく一人でも練習ができるものが良いとは思います。理由として先ほどお伝えしたように【工夫】がしやすいからです。
私のこの経験の中にも、今までの失敗経験から考えた工夫があります。
①いきなり人と話せるようになるという期待をやめよう
学校に行くときは、今日こそ「おはよう」と話しかけようと決意しいっても言えなかったのだから、人と急に話せるようにはならない
↓
②守備も諦めよう
守備の練習にはノックをしてくれる相手が必要になるので、友達のいない自分には無理だ。一人でできる練習をするしかない
↓
③バッティングを上手くなろう
バッティングなら素振りで一人もで練習できるから、先ずはバッティングを人よりも出来るようになろう。
↓
④毎日1000本素振りしよう
というような流れで工夫していって行き着いた答えが素振り1000本だったんです。
当時の私は今のようにネット情報が無かったので、何をどうすれば良いか分からずもがき続け変わるのに10年近くかかりましたが、今の時代はこうして他の人の失敗体験や成功体験を知ることができるので、参考にしながら工夫していってください♪
18〜21歳頃の学び
人生を変える方法②環境を変えまくる
・住み場所を変える
・付き合う人を変える
・時間配分を変える
という話は結構有名ですが、私もこの環境を変えることには大賛成です。
ただ、「変える」ではなく「変えまくる」という言葉にしてるのは、変えたけど上手くいかないことだってあるので、そうした時は変わるまで環境を変えまくって良いんですよ!ってメッセージでそういう表現にしています。
これは私が18歳頃からバイトをし始めた経験からの学びですが、私は学生時代に10箇所以上バイトをして、覚えてる範囲で書くと
ファミレス
→皿洗いがキツくて2日で辞める、めちゃ怒られる
居酒屋
→焼き鳥焼くの大変でお客さんからもクレーム入り3日で辞める
焼肉屋のバイト
→炭の火を起こす仕事がめちゃキツかったのと店長がすぐ怒ってきたので1ヶ月で辞める
あとコンビニもやってそれは6ヶ月くらいは続きましたが辞めて
日雇いの荷物搬入の仕事も1回で辞めて
ダメダメですね笑
で、次はスーパーで野菜を袋詰めしたりラップをする仕事で、これも仕事遅くて社員の怖めの人にめちゃめちゃ怒られまくりましたが、優しい人も沢山いたので何とか続けました。
そしたら、かなり仕事できるようになっていつの間にか凄い重宝されるようになりました。よく怒ってきた怖い社員の人もびっくりするくらい優しくなって褒めまくってくれて
その仕事は2年くらい継続し、20歳頃からは居酒屋でバイトして、そこも最初はかなり大変だったのですが数ヶ月したらかなり出来るようになって、大袈裟ではなく1.5人分くらいは働けるようになっていました。
スーパーでのバイトと、この居酒屋のバイトの経験から感じたのが、「オレって器用ではないんだな、慣れるまでに人よりも時間かかる。。だけど慣れてきたら人よりも出来るようになるんだな!!」
という発見でした。
バイト始めてもダメダメで怒られて数日で辞める事が続いた時に、
「俺って根本的に社会不適合者なのかな。。」
「将来ちゃんと食べていけるのかな。。」
と、かなり不安になっていましたが
色々変えまくっていたら「あれ、メッチャ仕事出来てるな」と変化し、慣れるのは遅いけどずっと改善し続けようとできる自分の良さに気づくことができました。
この経験から、何か決心して環境を変えようと行動してみたけど、上手くいかなかったと思ったら
また変えれば良いんです
もちろん仕事であればその雇用主や、趣味などのコミュニティであれば運営してくれてる方に迷惑はかけない形で(2、3日でバイトいくつも辞めていた私が言うと説得力ないですね笑)
住む場所や付き合う人を変える、だけでなく
・副業を始める
・ボランティアに参加する
・新しく趣味を探す
など何でも良いと思います。
色んな環境に触れる中で、自分に合う環境、適した仕事、気の合う人、好きな事、など自分で自分のことが分かってきますし、新しい一面が見えてきます。
22歳頃の学び
人生を変える方法③セミナーや研修に参加する
セミナーや研修に参加しても意味ないという人も多いですが、私はやってめちゃめちゃよかったです。確かに、内容は似たようなところが多いですが、そこにいる人達は前向きな人が多いし、悩みとかを言って否定するような人はほぼいないですから、見栄とか張らずに等身大の自分でいられる仲間を作りやすいです。
大学生の後半の頃、時間があったのと、大学生だとセミナーや研修に安く参加できたりしたので色んなところこに顔を出したのですが、今でも繋がってる人は沢山います。
なので②で挙げた環境を変えるの中の「付き合う人を変える」のには非常に役立ちます。
ただ、目的を学びとして参加するのであれば、単発のセミナーよりも継続的に通える系の方がオススメです。なぜかというと先述したように人間は現状に戻ろうとする力が強いので、セミナーに参加して「え、めっちゃ良い!!なんか人生変わりそう」と思っても1〜2週間もすると元に戻るからです。
お金を搾り取ろうとする系のセミナーも多いので、騙されないようにはご注意くださいね。
22〜24歳頃の学び
人生を変える方法④占いやスピリチュアルを信じ過ぎない
占いやスピリチュアルを好きな人って結構多いと思います。私も好きで、社会人になって最初に入った会社の上司がそういう系のが好きだったということもありよりスピリチュアル的なことが好きになったのですが、信じ過ぎは良くありません。
この頃は完全歩合制の仕事を始めたばかりでお金がなく精神的にも肉体的にも疲弊していたので、心の救いとして占いやスピリチュアルを信じていまし、実際に救われた面もあると思いますが
今はスピリチュアルや占いの良い効果などは
行動した先にある、あとちょっとの一押しとか幸運をもたらしてくれるものだと考えています。
信じてる事が現実になっていく
という引き寄せの法則なども、これも信じてますが
よく、
「楽して」
「努力なしで」
「頑張らなくても」
というキャッチフレーズをスピリチュアル系(占いや潜在意識を含む)をビジネスにしている人は使いますし、心が弱ってるときはこういう言葉がメチャメチャ心に響きますが
私は、叶うと信じるためには
叶うと信じられるだけの行動をするから、それが潜在意識レベルに浸透していき現実を変えていくのだと思っています。
もちろん潜在意識からアプローチしていくのも方法としては良いと思いますが、あくまで信じられる要素を増やしていく行動の中の一つとして考えた方が良いです。
人生を変えるためには、占いやスピリチュアルなどは一つの趣味や楽しみとして触れる程度にして
工夫と行動
をし続けていきましょう。
25〜30歳頃の学び
人生を変える⑤自分と向き合う
この頃は当時役員をしていた会社の代表に勧められた研修に通っていて、週に1回8時間のペースで2年間自分と向き合い続けました。
自分の弱さや強さ、失敗、後悔、どう生きていきたいか、どんな自分で在りたいか、など人生の総棚卸しという感じで、向き合い続けたのですが、それまでの自分は生産性の高い自分に価値がある、のように「〇〇な自分には価値がある」という条件付きでしか自分を肯定できていなくて、心の奥にあるコンプレックスを何とか隠そうと必死に頑張っていたのですが、自分と向き合い続けたことにより、そんな自分のダメなところも含めて認められるようになり、自分が凄い好きになりました。
人生を変えるには環境を変えるで有名な3つの環境の中に「時間配分を変える」がありますが、自分自身と話す時間を作るというのは他に割くどの時間よりも効果があると思っています。
是非自分自身とのコミュニケーション時間を増やしてみてください。
ここに関してはこのブログのホームから、「自己理解」というカテゴリーの記事の中のワークをしてみてください。あまりそういうワークを記事にしているのは他のサイトでは少ないので参考になるかと思います。
31〜33歳頃の学び
人生を変える方法⑥筋トレする
最後に急に体育会系な方法ですが、筋トレって自分を変えるのに凄い役立ちます。
これまでの人生で、かなり人生を変えてこれたと思っているのですが、唯一もっと早くやっておけば良かったと思うのが筋トレですね笑
なぜ筋トレが良いかというと
■効果を実感しやすい
→筋肉が付いてきたり、身体が絞れてきたり、筋肉痛になったり、など
■テストステロンが増えてやる気が増す
→これは諸説あるので確証は無いですが、筋トレによりやる気などもたらすテストステロンというホルモンが分泌されると言われています。なので人生変えたいけど、、と思っているけど行動に移せないという気持ちから「よし、やるか!」という気力になりやすいという事です。
■継続しやすい
→家で一人でも出来ますし、例えば最初は腹筋5回とかからでも良いんですよね。それを継続していくことにより、続けられてるという体感を得られますし、それが6回に増えれば成長できてるという実感も得られます。
■鏡を見た時に、自分に自信を持てるようになっていく
何より、人生を変えるために環境を変えよう、自分と向き合おう、研修に参加しよう、よりも最初の一歩目の行動として取り入れやすいのが最大のオススメ理由です。
筋トレしてつけた自信が、他の行動への気力をもたらし①~⑤に挙げた工夫をしていく原動力になっていきます。是非筋トレをスタートしてみましょう♪
人生はいつからでも変えられる
お伝えした方法を含め工夫を続けていれば、必ず人生は好転していきます。
変わらなくても、変わるまで諦めずに工夫をし続けること。
自分がダメなのではない。工夫がダメだっただけ
そう考えてください。
この記事を書いていて思い出したのですが、確かアンパンマンて最初は凄い胴長のリアルな人間のようなキャラクターだったらしいですよね。それで全然流行らなくて、そこから現在のアンパンマンに至るまでに数十回以上モチーフを変更しているようなんです。
これも作者のやなせたかしさんが途中で、「俺には才能ないからダメだ。。」って諦めてしまってたら今の大人気なアンパンマンは無いですし、やなせさんも漫画家として売れる事はないまま夢を諦めてしまっていたでしょう。
ですが、諦めずに工夫をし続けてたからこそ叶えることができました。
人生を変えようと何かしても、結局変われなかったとしても
それはその工夫では変われる可能性が3%くらいしか無かったのかもしれません。
でも次の工夫はその可能性が5%になるかもしれません。
今の時代は、多くの選択肢で溢れています。
今あなたがもう自分では歳だと思っていて、今更変えれないんじゃないか。。と思っていたとしても、人生はいつからでも変えられます。
今までの行動の中にも、惜しかった工夫はあったかもしれません。
少し休んだその先に、また次の工夫をしていきましょう。
まとめ
以上となります。
書きながら、不登校だった時にこういう他の人の情報に触れられてたらもっと早く変われてたかもな〜とも思いましたが、遠回りして色んな工夫を試してきたからこそ、伝えられる経験も増えて良かったなとも実感しました。
人生を変えたい
そう悩んでる方に少しでもお役立ちする内容になっていれば嬉しいです。
記事を読んで頂きありがとうございました。
人生を変えたい。。けど何をすれば良いんだろう。