自己肯定感の調査は文部科学省が実施したものが有名ですが、主に子どもを対象とした調査だったため、20〜40代の自己肯定感はどうなのだろうか?を知る為に弊社で20〜40代の男女【約500名】を対象に自己肯定感の調査を実施しました。
自己肯定感の現状調査・結果
早速、こちらが自己肯定感の調査結果となります。
自己肯定感がやや高い〜かなり高い結果の方が【約32%】
やや低い〜かなり低い結果の方が【約51%】
もう少し基準を厳しくし「やや低い」「やや高い」を外すと、
高い〜かなり高い方は【約20%】
低い〜かなり低い方は【約28%】
となり、割合としては自己肯定感低い結果の方がやや多いという結果になりました。
自己肯定感調査の質問項目
実際にどのような質問項目で調査をしていったのかをご紹介します。
上記の項目を1問あたり5〜7ポイントで評価し、その合計ポイントで下記のように分類しました。
自己肯定感調査で実施した自己肯定感チェックテストを実際にしてみたい方は、下記ボタンをクリックすれば該当ページに飛びます。
特に自己肯定感との関係が強い調査項目
調査項目の中で、特に自己肯定感との関係が強い項目である
・自分には存在する価値があると強く感じる。
・私は自分のことがとても好きだ。
・自分の人生はとても幸福だと感じる。
こちら3つの結果をお伝えします。
3つの項目全てで40%以上の方が否定的な回答をしています。
しかし、自己肯定感の高い人だけに絞り人生の幸福度を分析すると全く違う結果になったので、そちらのデータも後ほどご紹介します。
特に結果の低かった調査項目
続いて、調査項目の中で特に結果の低かった項目を紹介します。
自己肯定感と人生幸福度の関係
自己肯定感が人生の幸福度にどのような影響があるのかを分析するため、
■自己肯定感がふつう〜かなり高い結果の方
■自己肯定感がやや低い〜かなり低い結果の方
それぞれが
【自分の人生はとても幸福だと感じる】という質問に対してどのように回答しているかを確認しました。
まとめ
自己肯定感が低いからダメ、高いから良いという事はありませんし、低い結果の方も30%近くの人が【自分の人生は幸福だと感じる】と回答しているので、必ずしも自己肯定感を高める必要はないですが、自己肯定感がやや高い〜高い結果の人(全体の約20%)は90%以上の方が自分の人生は幸福だと回答しているので、現状の人生が幸せだと感じられていない方は自己肯定感を高めることが幸せへの近道とも言えます。
自己肯定感は高めるというよりも、
・本来の自分の価値に気づいていく
・自分自身の理解を深める
ことで結果として高くなっているものです。
昨今の自己肯定感ブームにより
・自己肯定感を高める方法が書かれた本
・自己肯定感を高めるセミナー
などが世の中に溢れていますが、
「色々試したけど自己肯定感高くならなかった。。」
と、逆に自己肯定感が下がってしまった方も多いようです。
なぜ世の中に溢れている方法では自己肯定感が高くならないのか?
ではどのようにすれば自己肯定感を高めていけるのか?
これらを学びたい方向けに無料セミナーを開催してますので、ご興味ある方は下記から詳細をご覧ください。
1、SNS投稿した際、「いいね」されるのを待っている気持ちが強い方だと思う。
2、自分には存在する価値があると強く感じる。
3、自分と反対意見を強めの口調で言われると「否定」されたと感じやすい。
4、職場や学校などで注意、指摘されると落ち込むか苛立ち、立ち直るまでに時間がかかる。
5、私は自分のことがとても好きだ。
6、鏡で自分の顔を見るのがあまり好きでは無い。
7、他人の悪いところが目に行ってしまい、良いところを見れないことが比較的多い方だと感じる。
8、ほぼ無意識に「忙しい」・「疲れた」・「無理」・「むかつく」・「どうしよう」・「嫌だ」・「はぁ〜」という言葉がこぼれている時がある。
9、私はあまり他の人と比較しない方である。
10、自分が正しい、相手は間違っていると思うことが比較的多い方である。
11、先輩や上司から言われた何気ない言葉が気になってしまい、数日は思い出してしまう。
12、自分の人生はとても幸福だと感じる。
13、他人からどう見られているか?どう思われているかがとても気になる。
14、他の誰かの失敗や間違いを許せる方だと思う。
15、やりたいと思っても、失敗や周りの目を気にして躊躇することがある。
16、自分のことを可哀想と思ってしまうことがある。
17、職場などで、頑張っているのに妥当な評価をされていないと感じることが比較的多い。
18、他人に嫌われるのが怖いという気持ちが強い方だと思う。