自己理解を深めるセルフインタビュー③

自己理解は

自分について深く知っている度合い

です。


自己肯定感を高めるにあたって自己理解を深めることは最も大事なことで、自己理解を深めるにあたって大切なのは

自分自身とのコミュニケーションの量と深さ

しかし、自分自身とコミュニケーションを取るといってもどのようにすれば良いのか分からないという方も多いと思いますので、そこで考えたのが

セルフインタビュー

になります。


勝手に考えた名前なのでこういう言葉があるかは分かりませんが、要は自分で自分にインタビューをしていきます。自分で自分に質問して答える自問自答と考えて頂ければと思います。


過去にもセルフインタビューの記事を書いてますので、本記事を読み終わったら是非こちらもご覧になってください。

自己理解を深める セルフインタビュー③

先ほど記載したようにセルフインタビューは簡単に言えば自問自答ですが

厳密に言えば誰しも毎日のように自問自答は繰り返しています。


頭の中で
「今週の休みは何しようかなー?」
「今日帰ったら何しようかな?」

など、考えて答えを出してるのでこれも立派な自問自答ですが、それをより自分自身を理解する質問に変える事により自己理解が深まります。



ノートとペンか、携帯やPCのメモアプリなどを用意して取り組んでみてください。

           セルフインタビュー③

インタビュー1
あなたが幼少期の頃、ショックだった事もで嬉しかった事でも良いですがこれは大きく自分の価値観を変えたとか自分を形成したという大きな出来事を1つ挙げましょう。
要は、人生を上手く生きていくためにはこれが大事だ!と、大きな気づきや教訓としてその後の人生に影響を与えた出来事です。


インタビュー2
その出来事が、あなたにどんな教訓を与えてくれましたか?


インタビュー3
その教訓は、あなたの人生をどのように豊かにしてくれましたか?どんな良い影響を与えてくれましたか?


インタビュー4
その教訓があることによって、逆に自分の人生に制限をかけてしまっている事はありますか?


インタビュー5
その教訓を、更に良い教訓にするとしたらどんなものになりますか?


インタビュー6
その新しい教訓を活かし、一つ行動をするとしたらどんな行動をしますか?


ポイント
どんな回答も、自分自身に関しての質問であり今の自分が一生懸命出した答えですので、全て正解ですから自信を持って答えていきましょう。




■今回のセルフインタビューの解説
自分の人生を振り返ると共に、自分の人生の教訓を知り、そしてその教訓があることによって逆に【自分の人生に制限をかけてしまっている】ことを発見するインタビューになります。


イメージしやすいように私の例を記載します。


多少私の人生背景が分からないとイメージしづらいと思いますので少し長めに書きますが、みなさんがやる時は自分自身の事ですからこんなに細く書かなくて大丈夫です。

インタビュー1
→12歳まで不登校で学校に行っても誰とも話せずに友達も一人もいなかった。そこから人生を変えるために野球部に入り毎日1000本素振りをして、それで野球が上手くなり4番を打つまでになり、同級生が「何でそんな打てるの?」と聞いてきて今までの自分なら返せなかったが毎日の素振りによって自信がついてきていたので「毎日1000本素振りしてるから」と返すことができて、そこから友達ができた。

これが本当に嬉しい凄い大きな体験だった。


インタビュー2
→この経験から「結果を出せば友達ができる」という教訓が自分に作られた。


インタビュー3
→人に認めてもらいたい、成果を出して必要な存在になればみんなが興味を持ってくれる、慕ってくれるという意識から凄い努力するようになり、どんな仕事をしても頑張って成果を出すようになった。


インタビュー4
→逆にいうと「成果を出さなければ友達ができない、人に認められない」という制限を作ってしまい、ありのままの自分を見せたり、何でも話せる関係というのは築けないことが多かった。


インタビュー5
→ありのままの自分でも友達が作れる


インタビュー6
→見栄を張ろうとせず、ありのままの自分で自己表現していく。



というイメージです。

これは実際に私が過去にやった例ですが、今までより大分楽に人と話せるようになりました。


12歳まで友達がいなかったので友達ができたという出来事が自分にとって強烈な体験となり、それで「成果を出せば認められるし友達ができるんだ」という教訓が生まれ、常に意識してた訳ではないですが無意識レベルでも自分に刷り込まれてしまっていました。


こういった強烈な体験は自分にとって人生を向上させる良い教訓をくれますが、逆に悪い思い込みとなり人生に制限をかけてしまったりもします。


なので、その教訓がもたらしてくれている良い面と悪い面の両方を見て、アップデートしていくためのセルフインタビューです。


当時のあなたにとって必要な教訓だっただけで、今のあなたが更に自分らしくなるためには教訓の悪い面を捨てることも必要です。


こセルフインタビューを1回してもピンとこなければ、インタビュー1から再度行い何度かしてみましょう。


まとめ

いかがでしたしょうか?


このインタビューは今までのあなたの価値観や哲学や教訓を否定するものではありません。


あなたを支えてくれた教訓に感謝しつつ、更に良くしていく為に必要なインタビューです。家に例えるなら家そのものを変える訳ではなく、家はそのままに不要なものを断捨離することによってよりスッキリした過ごしやすい部屋にするようなイメージです。


セルフインタビューを通し自分の人生を色々な視点から見ることになるでしょうが、その人生を歩んでいるのは間違いなくあなただけです。


あなただけの物語を十分に味わいましょう。


少しでも自己理解にお役立ちできていれば幸いです。記事を読んで頂きありがとうございました。

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