【タイプ6】エニアグラムタイプ6の特徴から成長の方向までを徹底解説

「エニアグラムの診断テストをしたらタイプ6の可能性があるので特徴を詳しく知りたい。」


「エニアグラムタイプ6の人が身近にいるので特徴を理解して関係をより深めたい。」



という方に向けて
エニアグラムタイプ6の特徴
をお伝えします。



私は元々不動産会社の役員を6年ほどしていて、そこで採用や社員教育などにエニアグラムを活用していたので、お陰様でエニアグラムをかなり詳しくなりました。その中でエニアグラムタイプ6の人も沢山見てきましたので、その経験からタイプ6の方の特徴をお伝えいたします。

エニアグラムタイプ6の特徴

エニアグラムのタイプ6の人は


信頼を求める人

安全を求め慎重に行動する人


と言われ、「信頼できる人」や「自身の信念」に対して忠実さを持ち、日本人に一番多いタイプとされています。安全も大きなテーマなので、頼りになる人や組織や考え方を求め、上手くいっているやり方や、多くの人が賛同する方に流れるという傾向もあります。


タイプ6は不安や恐れが強いですが、その影響で問題にいち早く察知できるという能力も高くなるので、会社組織などにおいて貴重な存在にもなります。組織の中で「ここもう少しチェックしないと不安じゃないですか?」とか「こういう問題が起きてます」などの報告をしてくる機会の多い社員がいたらタイプ6である可能性は高いです。


全タイプの中で自分自身の内なる導きに接触するのが最も難しいタイプで、簡単に言えば自分自身の心の奥にある声を感じづらく、自分の中で矛盾を感じる事が多くなります。どんな矛盾かというと、強いと共に弱く、恐れと共に勇気があり、信頼すると共に不信を抱き、気立てが良いが気難しい、協力的でありながら妨害する、寛容だがけちくさい。など。


こうした正反対の2面を持ち、精神レベルが上がるにつれて不安や恐れの部分をコントロールできるようになっていくと、プラス面がより発揮されて、起きる可能性のある問題にいち早く気づけるし、その問題に対して自らが勇気と強さを持って解決に動けるという存在になっていきます。


タイプ6に多い職業

・公務員

・警察官

・銀行員

・医者

・士業(弁護士や税理士など)



社会への貢献性が高く、組織がしっかりと確立されている環境が合っています。
一般企業だと会社の理念がしっかりしていて、社長含め信頼できる人が多い職場が向いているのと、ベンチャーだと社内のルールや組織体制が変化しやすいので大企業の方が気質的には向いています。


ただ、人に貢献したいという善の気持ちが強いので、大企業でも売上優先し顧客を欺くような行為をしているとそこに不信を抱き、かつ大きい組織ほど意見が届かないので、人によっては信頼できる人がいるベンチャー企業の方が合っていたりもします。


正確性、貢献性、誠実さが評価される、組織で動ける、ルーチンワークが多い、などが適職の基準になります。


タイプ6のアニメやドラマなどのキャラや有名人

あくまで個人的な観察結果ですが

・長谷部誠(サッカー選手)
・安倍晋三
・ナインティナインの矢部浩之
・オードリーの若林正恭
・ケンドーコバヤシ
・中居正広
・古舘伊知郎
・エヴァンゲリオンの碇シンジ
・サザエさんのマスオさん
・ルパン三世の次元
・ドラえもんののび太
・コードギアスのギルフォード
・ワンピースのナミ
・進撃の巨人のアルミン

などです。


少し心配性な感じや、忠誠心が強いという傾向があるのはここまで記載した通りですが、人の感情や空気を読む力に長けているのでリポーターや司会などをできる人も多いですね。


意外とお笑い芸人も多いのですが、それはこの後に記載するウイングというものが影響しています。ウイングが7の方だと「楽しさ」を求める傾向も強くなり、かつ6の空気を読む力があるので芸人さんは向いてます。


信頼を求める人という響きからするとリーダーの補佐的なポジションをイメージする人が多いかもしれませんが、タイプ6は精神レベルが上がると必要に応じて自らがリーダーとなる事もできるので、長谷部さんや安倍さんや中居くんは組織のリーダーですよね。


エニアグラムタイプ6の輝きと囚われ

それぞれのタイプには【囚われ】があり、これは自分の中にある根深い感情のパターンです。


タイプ6の輝きは【信頼】で、これは特徴に記載したように信頼できる人や考え方に忠実さを発揮できるという面もありますが、精神レベルが上がるに連れて自分自身への【自己信頼】が更に輝きをもたらします。


他の信頼できる人を頼るというのは自身の不安や恐れからですが、自己信頼できるようになると、その不安や恐れと向き合い自分で判断、行動ができるようになっていくのでより良い影響を自分と周囲にもたらしていきます。



それに対しタイプ6の囚われは【不安】です。
どのタイプでも不安は感じますが、他のタイプは不安を解決しようとするか、その不安を見ないようにするかなどになりますが、タイプ6は絶えず不安を意識する傾向にあります。


タイプ6は、恐れに対して反応するか、もしくは対抗することを身につけていて、対抗恐怖的という攻撃的に表現する人もいますし、目に見えて臆病なタイプの人もいます。これは自分のプライド、過去の経験、相手、状況、などによっても変わります。


不安や恐れから問題に気づくことは大事ですが、その不安が大きすぎると現実に基づかない「こうなるかもしれない」というただの予測になってしまい、別に解決すべきではない問題に悩むこともあります。


【体験談】私の経験から見るエニアグラムタイプ6の人

今までの人生で会ってきたタイプ6の人達から、個人的な感想を書きます!


個人的に凄い魅力的だと感じている点は
・ルールや規律を守ろうとする姿勢が強く模範となりやすい
・忠誠心が強く頼り甲斐がある
・起きえる可能性のある問題の発見が早い
・仲間想い




逆にここが変わるともっと輝くのになと思った点は
・メンタルの良い時と悪い時の差が激しい
・不信を持つと相手に面と向かって話さずに陰で言い共感してくれる仲間を増やす
・自身で意思決定をしたがらないが、誰かの意思決定には反対する

という感じです。


正に先ほど書いた輝きと囚われの両面が出るのですが、個人的な感覚としては上司や周囲の人間と強い信頼関係があると魅力的な面が出て、精神レベルが上がるとそうした他者は関係なく常にいい面が出るという感じです。


信頼を置き自分の補佐のポジションなどを任せると、自分と同じかそれ以上の責任感を持って取り組んでくれるので非常に心強い存在になる人が多かったです。


エニアグラムの3つのグループ

エニアグラムには全9タイプを大きく3つのグループに分けて

①本能タイプ・・タイプ8・9・1

②フィーリングタイプ・・タイプ2・3・4

③思考タイプ・・タイプ5・6・7

タイプ6は思考タイプで、思考タイプの人は頭にエネルギーが集中しているので常に多くを考えています。

時間感覚が未来にあり、未来起きそうなリスクを予測し今どうすれば良いかを考えます。タイプ5は自分の頭を一番信頼して判断し、タイプ6は信頼できる人の考えや大多数の人の意見などを頼りにする傾向があります。


それに対し本能タイプやフィーリングタイプは直感や感覚などを大切にし、思考タイプもそれらはありますが【安定】がより大切な感情です。


更に細かく分類すると他にも分け方があり、一つだけ記載しておきます。

【問題が生じた時の態度】で分類するグループ

合理的・・1・3・5

楽観的・・2・7・9

反応的・・4・6・8

タイプ6は反応的タイプです。「大丈夫でしょう!」「なんとかなる!」と考える傾向にあるのが楽観タイプで、「大変だ!なんでみんなはこの問題のヤバさに気づかない!?」と感情的なり深刻に考える傾向にあるのが反応タイプで、「こうなってしまったのは仕方ないから、解決策を考えよう」と合理的に考える傾向にあるのが合理タイプです。


反応タイプは問題が起きた時に、表情など表に出すかどうかは別として感情が大きく動きます。
感情的になり冷静さを失い問題を大きくしてしまう可能性もありますが、楽観的なタイプは問題と向き合うことを避けようとして、合理タイプは早く解決したいがあまり熟考せずに行動してしまう事があるので、問題としっかり向き合うきっかけをくれるのが反応タイプになります。


どれかのタイプだけでは問題が解決しづらく、各タイプが協力しあう事で真の問題解決に向かいます。


エニアグラムタイプ6のウイング

エニアグラムには【6ウイング5】や【6ウイング7】のように隣にあるどちらかのタイプをウイングといってサブタイプとして持つことになります。純粋なタイプということは基本的に無いので、必ず隣のどちらかの番号を持ちます。

つまりタイプ6でも、5と7どちらのサブタイプを持つかによって性質に違いが出ます。



タイプ5のウイングとその特徴をお伝えします。

■6ウイング5・・守る人
もう一つのサブタイプを持つタイプ6よりも真面目で内向的で、一人でいることも多いです。専門知識に秀でていて、特に組織や社会への問題解決に繋がる知識や、既に体系化されている分野(数学、法律など)への知識への関心が強いです。



■6ウイング7・・良き友人
7をサブタイプに持つ6はフレンドリーで友達付き合いが多いです。7の楽観的な要素も入るので重い話題などは避ける傾向にありますが、「安全を求める」本質は持っているので安全に関する部分には積極的に関わったりもします。会社で言うなら請求書やコンプライアンスや人間関係などですね。心配性な面がありつつも好奇心も旺盛というタイプです。


エニアグラムタイプ6のステート

エニアグラムの各タイプにはそれぞれステートと言われるものがあり、これは心の成長段階を9段階で示したもので、1に近づけば近づくほど健全性が高く、9に近づくほど不健全になるというものです。
※エニアグラムのタイプも1~9で、ステートも1~9まであるので番号がタイプの事なのかステートの事なのか混在しないようご注意ください。


1~9まで一つずつ書いていくとかなり長くなってしまうので、

1~3・・健全

4~6・・通常

7~9・・不健全

というくくりでお伝えします。





■健全(ステート1~3)
ステートが低いタイプ6は責任を避ける傾向にあるのですが、ステート3になるとそれまでよりも協力的になり責任も引き受けるようになります。その責任感の芽生えもあり人から信頼されるようになり、それにより自信が生まれ自分を信頼し始めていくことによりステートが更に上がり、ステート1に近づくほど【勇気】が出てきます。



■通常(4~6)
ステート6に近いほど不安や恐れ、猜疑心が強く自分に自信もないため、信頼できる人を探して安心しては疑って責めてを繰り返します。ステート4に近づくほど不安が減りより忠実になるが、自分を信じていると言うより信頼できる人やルールや権威を信じているだけなのでまだ揺らぎやすい状態。



■不健全(7~9)
9に近づくほど自己破壊的であり精神状態はかなり危険です。ステート7は自分への信頼が全くない状態で、自分が安全な状況をなくしていってしまったのではないかと自分を責めますが、8になると他者のせいにし、9になると懲罰的なほど自分を責めるようにもなります。


エニアグラムタイプ6の成長の方向

各タイプには成長するためのポイントがありますので、タイプ6の成長ポイントをお伝えします。


タイプ6の成長ポイントは

タイプ9を目指すこと


タイプ6は健全なタイプ9を目指すことにより心が安定します。
よく身体感覚において自分自身と繋がるなどど記載されることが多いですが、正直エニアグラムをかなり学んでないと難しいと思うので他の表現で記載すると、タイプ9は本能タイプであり自分の【今】の感覚を大切にするのと、心の安定や調和が取れるタイプなのに対し、タイプ6は不安や恐れから思考が【未来】にあるので、今この瞬間に意識を向けていくことにより心のバランスが取れるというイメージです。


そのためにはマインドフルネスなどを取り入れ【今】に意識を集中することを練習してくのも方法としては良いですが、過去のトラウマなどが根深い場合はそこを取り除かない限り過度な不安や恐れがなくならないので、人の力も借りながら自分の過去と向き合っていくのが良いですね。


自覚があるか無自覚かは別として、不安や恐れにコントロールされている状態にあるのか、不安や恐れを感じることはあれど自分でコントロールできるかが成長のカギです。

タイプ6の危険な方向

タイプ6はストレスが溜まるとタイプ3のマイナス面が出ます。



安全、安定のために頑張るタイプ6ですが、それが行き過ぎると完全に仕事中毒となります。
また、上に取り入られたいという気持ちも悪化し、信頼を置いてる人からの寵愛を得なければいつ切り離されるかわからないと感じるようになり、気に入られようと必死になり、結果として、相手を絶対正義と信じて疑わなくなったり、讒言でライバルを蹴落としたり、大きな局面で見栄を張ったり媚びを売ったり、相手を無条件で見下したり、など、かなり酷い状態になっていきます。


なので、リラックスする時間を意図的に設けたり、溜め込みすぎず早い段階で人に相談したりなどを心がけましょう。精神が悪い状態になると対象を悪と決めつけ話し合おうとしなくなるので、その自分の思考の癖を理解し早い段階で話すことが大切です。


まとめ

以上がエニアグラムタイプ6の人の特徴でした!


問題発見能力が高く、忠誠心も強いという非常に心強い存在です。ひと昔前の日本であればより生きやすいタイプだったのかなと思いますが、今のように変化が多い時代だと苦労する事も多くありそうですね。しかしステートが上がることにより誰よりも早く問題に気づけて、かつその問題へ対処する力もあるので、他のタイプの人よりも様々な状況に対応し人生を悠々自適に生きていける素質があります。


組織に一人はいて欲しいタイプです。サッカーでいうならボランチにいてくれると非常に心強いですよね♪危機察知能力が高く、リーダーシップも取れて監督よりも頼もしい存在になる人も多いと思います。最近サッカー観戦が好きなので例えがサッカーで恐縮ですが笑


今回の内容が少しでもお役に立っていれば幸いです。記事を読んで頂きありがとうございました。